「2.5次元とアクションに初挑戦」
2024年1月20日から東京・銀座博品館劇場で舞台「スパイ教室」が開催される。前日19日にはメディア向けゲネプロが開催された。
2020年1月からファンタジア文庫(KADOKAWA)より刊行されシリーズ累計部数100万部を突破しているライトノベルで、テレビアニメ化もされており、今回舞台化が実現された。
リリィ役で出演しているのが横山結衣。ゲネプロ前に行われた記者会見で横山結衣は「私自身初めての2.5次元でアクションも初めてで初めて尽くしですが、天真爛漫なリリィという女の子に挑戦します!リリィの底抜けの明るさを表現できればいいなと思います!」と笑顔でコメント。
横山結衣はキュートな表情と仕草、演技で会場を魅了したり、ハードな殺陣のパフォーマンスでも存在感を示したりしていた。
ゲネプロ終演後に横山結衣がソロインタビューに応じてくれて、今回の舞台に向けた意気込みや見どころをたくさん語ってくれました。
「原作を忠実に演じられるように努力」
―― 出演が決まった時はどう思いましたか?
横山:初めての2.5次元の舞台で、最初は「私に務まるかな・・・」という緊張と不安が大きかったんです。でもずっと2.5次元には挑戦してみたかったので、楽しみと期待もありました。緊張と不安、楽しみと期待のいろんな気持ちがありましたが、こうやって無事にゲネプロを終えて、初日を迎えられそうで、安心しています!
―― リリィを演じるにあたって心がけたことや工夫したことはありますか?
横山:「スパイ教室」は小説、アニメとありましたので、原作のファンの方を裏切らないように、原作でのリリィを忠実に演じるように努力しました。そのため時間がある限り、アニメを何回も見ましたし、小説も読んでリリィになりきれるように役作りしました。
また、今回の舞台は原作を元にしているので、他のキャストが演じるキャラクターも決まっています。それぞれのキャラクターとのやり取りにおいても原作でリリィがどう接しているのかをしっかり捉えて演じるように頑張りました。
「同世代の女の子たちとみんなで作り上げた楽しい舞台」
―― 今回のカンパニーにはAKB48時代の元チームメイトの高岡薫さんとも共演しました。今回のカンパニーはいかがでしたか?
横山:高岡さんとはAKB48時代にも同じ舞台に出演したことがあり久しぶりの共演でした。今回は、同年代の女の子たちと一緒に作品を作り上げてきたので、稽古場も本物の学校のような雰囲気でした(笑)休憩時間はみんな楽しくわちゃわちゃしていましたが、稽古が始まると気を引き締めて本気で演技に取り組むというメリハリがしっかりしているカンパニーでした。同世代の女の子たちと作り上げていく舞台の楽しさを感じました!
―― 殺陣にも挑戦しました
横山:アクションも初めて挑戦しましたが、大変でした(笑)昔からハードなダンスパフォーマンスはやっていましたが、動かす筋肉、殺陣の見せ方などはダンスとは全く違いますね。とても大変でしたが、勉強になりましたし、楽しかったです!またやってみたいですね。
―― ピストルも使っていました
横山:今までの舞台や演技でピストルを使うのも、初めてでした。最初はピストルを人に向けるのはドキドキしました。星守さんがピストルを使う演技が詳しくて、丁寧に教えてくれて嬉しかったです。
―― ステージでの表情も豊かでした
横山:表情は工夫や意識とかはなく、もうステージの上で自然体でやっていましたね(笑)
「私が一番可愛い!」
―― 舞台での注目ポイントは?
横山:いろんな展開が作品の中であります。「このシーンが見どころです」って決めるのが本当に難しいくらい、全てのシーンが見どころです(笑)最初から最後までずっと注目して見てください!
―― 衣装や髪型での見どころは?
横山:全てが可愛いです!!顔も含めて可愛いです(笑)リボンもトレードマークで可愛いです。
リリィは「自分が美少女だとわかっています!」というキャラクターです(笑)ステージにリリィとして立っている時は「私が一番可愛い!」って思いながら演じています(笑)そんな可愛いリリィを是非見に来てください!!!
「次は悪役に挑戦したい」
―― 前回は監禁劇『YAMA-INU』でハードな役を演じ、今回の舞台「スパイ教室」ではキュートで天真爛漫な役で幅広に演技ができる横山さんですが、次に演じてみたい役はありますか?
横山:何かの犯人とか、影のあるような悪い人とか、悪役を演じてみたいですね(笑)その時は、また私の新しい一面を見せられると思いますので、是非観に来てください!
―― ファンの方へのコメント、意気込みをお願いします
横山:原作の小説、アニメもとても面白い作品です。今回の舞台に出演するにあたってプレッシャーもありました。キャストの皆さん、スタッフの皆さんと一緒に頑張って素晴らしい作品にしました。是非期待してください!皆さん、ものすごくハードル上げて観覧に来てください!皆さんの期待を裏切ることはありません。最高の舞台をお見せします!待っています!