AKB48岡部麟ウィンリィ・ロックベル役で舞台『鋼の錬金術師』出演「強さの中にある優しさと可愛さに注目」

「オーディションでは瞬発力求められましたね（笑）」

全世界でのシリーズ累計部数が8,000万部突破、荒川弘が描くダークファンタジーコミックス『鋼の錬金術師』が初の舞台化。2023年3月に大阪・東京にて上演が決定。そして舞台『鋼の錬金術師』製作発表会が2022年10月24日に東京で開催された。

一色洋平、廣野凌大、眞嶋秀斗、岡部麟、蒼木陣、和田琢磨、そして演出の石丸さち子が登壇した。注目のキャストがウィンリィ・ロックベル役を演じる岡部麟。岡部麟は今までにも舞台「マジムリ学園-LOUDNESS-」、雑踏音楽劇「ネオンキッズ」、ミュージカル「ピーター・パン」、『目指せミュージカル水戸黄門？』などにも出演してそれぞれの舞台で見事な好演を見せつけてきた。

今回オーディションを経て選ばれたキャストたちだが、岡部は「行ってみたらオーディションで驚きました。カメラが回っていて、石丸さんもいらっしゃっていきなりオーディションが始まりました。今まで自分がいろんな舞台で経験して培ってきたパワーをこの一瞬で出さなきゃ！って思いで挑みました。まさに瞬発力が求められましたね（笑）でも、その短時間のオーディションの中でもたくさんのことを得ることができました。これからの稽古期間でもっとたくさんのことを吸収したいと思います」と振り返っていた。

「使命感や責任感にかられております」

また岡部は「この作品は世界中の方々から愛されています。原作のファンの方も多いです。私の偏見かもしれませんが、このような作品を演じるときに、アイドルという肩書をもったものが演じることに抵抗を覚える方もいらっしゃるかもしれません。"お前にできるのか？"と厳しい目で見られるかもしれません。そのような偏見を跳ねのけるくらい私も負けないくらい必死にくらいついて頑張っていきたいと思います。そのため嬉しさよりも使命感や責任感にかられております！頑張ります！」と意気込みを語るとメディア席からも拍手が起きていた。

舞台の見どころについて岡部は「ウィンリィは強さの中にも優しさ、可愛さがあります。是非注目してください」と語っていた。

最後に岡部は「こんなにたくさんの男性陣に囲まれることはないので緊張してオロオロしていました（笑）でもウィンリィちゃんのように、みんなの心の支えになれるよう、でも負けない度胸、パワフルさを岡部麟としても舞台のうえで表現して出していきたいと思います！よろしくお願いします！」と挨拶していた。