「ハートの独占権」で会場ヒートアップ
2019年5月19日(日)にAKB48 CAFE & SHOP AKIHABARAで、AKB48チーム8の佐藤七海、山田菜々美のイベント『Wななみは永遠やで∞~最初で最後のイベント~』が開催された。佐藤七海と山田菜々美の2人の「ななみ」で「Wななみ」。
山田菜々美は卒業発表しているため、2人でのイベントは最初で最後。会場は女性ファンも多く、女子からの人気の高さが伺えた。
ステージに登場して自己紹介をおえると、さっそく2人の「ななみ」で『ハートの独占権』を披露。会場は冒頭からヒートアップ。間奏中に、山田菜々美が佐藤七海の胸を触るシーン。山田菜々美もびっくりし、佐藤七海も照れると、会場からも「ひゅーー!!!」の大きな声援と拍手で盛り上がりは最高潮に。
歌い終えると山田は「恥ずかしかった。照れちゃった・・でもありがとうございました」と笑顔で語ると、佐藤七海も笑いながら「どういたしまして(笑)」と。会場からも笑いが起きた。
「お前の目ん玉、スーパーボール、一生忘れない!」
続いては「クッキングコーナー」で2人でケーキ作りに挑戦しながら、会場のファンとトーク。前日に開催されていた「汚れている真実公演」やチーム8での活動の思い出を語っていた。山田が「キラキラした未来、私にあるかな」と言うと佐藤七海が「あるよ!」と言うと会場からも大きな拍手。
完成すると、実は本番前に2人で作っていたケーキを会場のファン全員にも提供。「せーの!やーで!いただきます」という佐藤七海の掛け声がかかると、山田は「やーで?岩手ではそういうの?」と。2人はファンと一緒にケーキを食べた。山田菜々美が「みんなが幸せそうな顔をしていると泣きそうになる!」と。
会場ではファンがケーキを食べながら、「Wななみ」での漫才を披露。山田菜々美は「むちゃくちゃ緊張します」と。佐藤七海は「NHKでやった時はもっと恐怖・・」と言うと、山田菜々美は「あの時はな・・・」と相槌。山田菜々美が「皆さん、温かいと思うので、笑ってください!お願いします。一生懸命、練習しましたので」と語ると拍手。
ステージで2人で漫才を披露。佐藤七海がボケて、山田菜々美が突っ込みで「握手会コント」を披露。最後には「Wななみ」ファンにはお馴染みの山田が佐藤七海に向かって「お前の目ん玉、スーパーボールやろ!」も。
2人の漫才披露に会場からも笑いが起きていた。山田菜々美は「汚れている真実公演並みに緊張した」と語ると、佐藤七海は笑顔で「全然緊張しなかった(笑)」と。「皆さん、笑ってくれてありがとうございます!」と。
佐藤七海は「お前の目ん玉、スーパーボール、一生忘れない!」。山田菜々美も「私も忘れないよ。皆さん、これ覚えていますか?最後のネタはNHKでも披露しました。懐かしいものです」と語ると会場からも拍手と声援。
次のコーナーは「思い出トーク」。ステージ前面に思い出の写真が映し出されて、それについて思い出を2人で語った。
2年前に劇場に飾った2人の思い出の文章が映し出されると「卒業するなんて思わなかったよ」と。
また「2人でデザインしたキーホルダーがグッズ化されました!」とそのデザインが映し出された。「私たちも持っていますので、皆さんも是非持ってください!」と呼びかけた。このキーホルダーは会場のファン3人に抽選でプレゼントされた。
他にも「さやみるきー(山本彩と渡辺美優紀)」と一緒に4人で撮影した写真が映し出されると、「私たち、Wななみは、さやみるきーさんたちを目指していました」と。「写真撮影したかったんですが、私たちだけでは無理でした。それで中野郁海がね。。コミュニケーション力ありますからね」と撮影の裏話を披露。
「2人でずっと一緒にいて、すごく仲良かった」「この頃は、仲良くかなった!」という写真も披露して思い出を語った。
「2人で旅行したいです!」
山田菜々美が佐藤七海に「今後は、どの方向でアイドルを続けていきますか?」と振ると佐藤七海は「ありのまま」ときっぱり。
また「2人が卒業してからやりたいことは?」という会場からの質問に、山田菜々美は「旅行したいです。お互いの兵庫と岩手に行きたいです、という話をしています」と。
佐藤七海が「でも、山田は岩手をバカにしているんですよ」と振ると、山田菜々美は「してないよ!!」と全力で否定、「たしかに、何があるかわからないですが・・・わんこそば!」と語ると、会場からも大きな笑い。
「いつか、ママ友になろう!」
最後に2人で楽曲を披露。まずは『JOKER』。「いい歌ですね」と。「次の曲で、本当に最後です」と語って『今ならば』を披露。『今ならば』を歌っていると山田菜々美も号泣し、佐藤七海と会場の多くのファンももらい泣き。
「絶対に泣かないと思った」と山田菜々美。「歌詞がしんみりしましたね」と「2人はどこか似ている。誰よりも負けず嫌いで」と佐藤七海が語ると山田菜々美も「やだー」と。
続けて山田菜々美は「ファンの人も泣いていましたね!もうヤバかった」と。感動的なフィナーレとなった。
最後に佐藤七海は「今日、ついにこの日が来てしまいました。まだまだだろうなと思っていました。このような感じで山田の卒業が来てしまい、どうしようと思っています。でも出会えて良かったです。兵庫と岩手では、普通だったら一生会えなかったと思います。エイトに入って出会えて良かったです」と語ると会場から拍手。
佐藤七海は続けて「たらしなので、時々、腹が立つ時もあるんですけど・・・それも良さです。素敵な人間です」と語ると会場からも笑い。
山田は「いつか2人で何かしたいなと思っていましたが、こうやってイベントが実現するとは思っていませんでした。Wななみでセンターやりたい、雑誌に載りたいと言ってきましたが、叶うことは難しかったです。このイベントが叶えられて、大切な思い出になりました。たくさんの方が来てくれて嬉しかったです。私も出会えて良かったです!」と語ると、佐藤七海から「じゃあ、いつか、ママ友になろう!」と。
Wななみイベント・セットリスト
M1:ハートの独占権
M2:JOKER
M3:今ならば