あっという間の6年でした!
2019年8月にAKB48を卒業した後藤萌咲。長身でダイナミックなパフォーマンスはAKB48時代には日本だけでなく海外のファンからも注目を集めていた。
AKB48を卒業後もSHOWROOMでファンとコミュニケーションをしたり、舞台に出演したりと多忙な日々を送っていた。そして2019年11月からツインプラネットに所属することになった後藤が、AKB48時代の思い出やこれからのこと、応援してくれるファンへの熱い想いについて語ってくれた。
「AKB48を夏に卒業して、約6年のアイドル時代の活動を振り返って、いかがですか?」
後藤:私がAKB48に加入したのは、まだ小学校6年生でした。初めての大きなコンサートが国立競技場で開催した大島優子さんの卒業コンサートでした。それが初めてのコンサートでしたが、何も覚えられなくて苦労しました。ダンスの立ち位置や花道の番号なども覚えられませんでした。スタッフや先輩方にも怒られました。そのような経験を積んでいくうちに後輩も増えていきました。先輩方も卒業していきました。
そのように環境も変化していく中で、それまではAKB48全体やチームのことを考えていましたが、「いざ、自分はどうなんだろう?」と立ち止まって考えるようになりました。その時に『PRODUCE48』の企画があり、参加しました。その頃から「こういうことに挑戦してみたい!」「自分で音楽を作ったらどうなるんだろう?」「自分が音楽を作ったら、どういうリアクションをしてくれるんだろう?」などと自分について考えてみるようになりました。
これからもいろんなことに挑戦したいと考えて、『PRODUCE48』終わった頃から卒業を意識するようになりました。「今年は選抜総選挙があるのだろうか?」という時期にさしかかった時、「今年は総選挙には出馬しない」と決めていました。というのも、昨年(2018年)の選抜総選挙は、私の地元の名古屋で開催され、65位で『アップカミングガール』のセンターを頂きました。メンタル的にも総選挙は苦しい時期が続くので、私はメンタルが強くないので、「昨年の順位から下がったらどうしよう?」「せっかく自分のセンター曲を頂いたのに、ポジションが落ちたらどうしよう?」と悩んでいました。それで親ともずっと相談していました。今年は、総選挙は開催されませんでしたが、卒業という選択を取らせて頂きました。本当にあっという間の6年間でした!
これからは自分のやりたい様々なことに挑戦していきたい
「アイドルを卒業するには、まだ若かったのではないしょうか?惜しんでいるファンもいたのでは?」
後藤:はい、よく言われました。でも、やり残したことは全くないです!「選抜メンバーに入れなかったことに後悔してないの?」と聞かれることもありますが、私が小学2年の頃から目指していたのは歌手です。さらに演技もやりたいですし、マルチに活躍したいなと昔から思っていました。年齢的にも、このタイミングが良いのではないかなと思って、卒業を決断しました。
「後藤さんは3歳からモデル活動をしており、その後、アイドルも経験されて、卒業後も舞台に出演するなど、若いながらも既にキャリアも長いですが、今後の活動の軸はどのジャンルにおいていかれるのですか?」
後藤:幼少の頃は親が書類を送って、気がついたらオーディションをしていて、という感じでした。物心ついた時から仕事をしていました。それからAKB48の活動を終えるまで15年です。どれだけのキャリアを詰めたのかはわかりませんが、これからは自分のやりたいいろんなことに挑戦していきたいと思っています。私はゲームも好きですし、歌も大好きですなので、たくさんのことにチャレンジしたいです!
舞台『愛害~12の本性~』に出演させて頂いた時にも、私は、舞台主演は未経験でしたが、周囲の出演者を見ていて、もっとストイックに様々なことに挑戦していきたいなと思いました。
また、卒業してから、ファンが減ってしまうことや忘れられてしまうことは寂しいので、SHOWROOM配信は続けていきたいなと思い、ずっと配信をしています。SHOWROOMがきっかけで、先日も堤下アツシ氏プロデュースの舞台『愛害~12の本性~』にも出演させて頂きました。SHOWROOMで堤下さんと話しをして、舞台で初めて会いました。SHOWROOMきっかけで仕事に繋がることは多いです。ファッション誌『JELLY』のレギュラーモデルも編集長が私のSHOWROOM配信を見に来てくださって、モデルのオファーをしてくださいました。
このような自分の原点も大切にしつつ、AKB48時代からのファンだけでなく幅広く多くの人に知って頂いて、好きになって頂ければいいなと思っています。
目指している歌手は松田聖子さん!
「歌手を目指しているということですが、目標としている歌手は?」
後藤:断然、松田聖子さんですね!男性なら槇原敬之さんです。お母さんもこの2人は好きで、小学校2年生の頃に名古屋で初めてライブを見に行きました。お母さんは他にもチェッカーズなどが大好きで、私もよく知っているので、SHOWROOMでも「もえきゅんは本当に18歳なの?!」と突っ込まれます(笑)そのくらい歌うことがとにかく大好きです。
自分の道を作ってくれているのがファン
の皆さんです
「12月14日にはファンミーティングを開催する予定で、AKB48を卒業してからもSHOWROOMでファンの方とコミュニケーション、カラオケ披露などをしていましたが、後藤さんにとってファンの方はどのような存在ですか?」
後藤:自分の道を作ってくれているのがファンの皆さんです。ファンの皆さんがいなかったらできなかったことがたくさんあります。SHOWROOMでは、そのことをよく実感しています。イベントに参加できるのも、ファンの皆さんが星やギフトを投げて応援してくださっているからです。
それでも、SHOWROOMでは画面上でのコミュニケーションだけなので、実際にはお会いしていませんので、ファンミーティングが開催されると聞いたときは、凄く嬉しかったです!久しぶりにファンの皆さんと会えるし、ファンの方と交流できるが大好きで楽しみにしています!
私は握手会が大好きでした。握手会でファンの皆さんと話をするのが大好きでした。SHOWROOMでファンの皆さんとお話しするのも大好きです。SHOWROOMでは、日本のファンだけでなく韓国やインドネシアなど海外の方もたくさん見に来てくださいます。たまに「何語だろう?」と思う言語の方も来てくださいます(笑)
ファンの皆さんにとって、私がどういう存在かはわかりませんでしたが、私にとってファンの皆さんは自分の道を作ってくれる存在です!
「今後の活動への意気込みとファンへのメッセージをお願いします」
後藤:今まではAKB48のアイドルとしての後藤萌咲としてファンの方は見てくださっていましたが、これからはいろんなジャンルに挑戦したいと思っています。自分のやりたいことをとことんやっていきたいなと思っています。それに着いてきてほしいです!自分らしいことに挑戦していきたいと思っていますので、是非見ていてください。
また海外のファンの方で、日本になかなか来られないという方も多いので、いつかは海外でもファンミーティングなどイベントを開催できればいいなと思っていますので、楽しみにしていてください!