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AKB48チーム8立仙愛理、舞台『ダンレボ』主役「多くの人に見て欲しい!」

劇場公演は未経験だが、舞台は2回目

今年もAKB48チーム8メンバー主演による舞台「ダンスレボリュ―ション~ホントのワタシ~」が築地ブディストホールで2018年9月8日から17日まで開催される。この舞台には、昨年もAKB48チーム8の本田仁美(栃木)と小田えりな(神奈川)が出演。場所も同じく築地のブディストホール。

 

「ダンスレボリュ―ション~ホントのワタシ~」自体は今年で8年目を迎えるロングランの舞台で、チーム8メンバーが出演するようになってからは2年目。今年の主人公「山川いろは」は、同じくAKB48チーム8から、ダイヤ版を髙橋彩音(埼玉)、ハート版を立仙愛理(高知)が務めている。

 

主人公の女子高校生「山川いろは」がダンスに打ち込み、多くの困難を乗り越えて、レボリュ―ションを起こしていく若者たちのひと夏を描くミュージカル。チーム8メンバーだけでなく、若者たちのキラキラした躍動、感動を伝えている。チーム8メンバーが、他の共演者らとステージで歌って、踊って、演技をするなど見どころ盛だくさんの舞台だ。

 

ハート版の主役を務めるのは立仙愛理。チーム8ファンには知られているが、まだ知らない人も多いだろう。立仙は、チーム8の高知県の新たなメンバーとして、2018年4月に開催された「TOYOTA presents AKB48チーム8 全国ツアー~47の素敵な街へ~チーム8結成4周年記念祭 in日本ガイシホール しあわせのエイト祭り」で初お披露目されたばかりだ。

 

まだデビューして5か月程度だが、立仙が舞台に立つのは、今回で既に2回目だ。2018年7月に、チーム8メンバーで出演した舞台「KISS KISS KISS」に出演。そこでは、立仙はサロメの侍女のサラの役という難しい役と、最初は嫌で泣いてしまった「カッパの衣装を着たカッパ役」で体を張った役を演じていた。

 

そして、今回の舞台「ダンスレボリュ―ション~ホントのワタシ~」での女子高生役「山川いろは」は等身大の立仙らしい役だ。

 

「日の目を見る主役なので嬉しい!」

舞台ではツインテールでオレンジ色のTシャツを着た立仙。明るく元気な「いろは」を演じ、かつ表情もとても豊かで、笑った顔、怒った顔、困った顔など様々な表情を見せる立仙が印象的だ。

 

チーム8に加入して間もない立仙は、まだAKB48の劇場公演には出演したことがない。だが、舞台はもう2回目という快挙だ。

 

明るく人懐っこい立仙の表情とパフォーマンスは多くの人を引き付ける魅力がある。そして今回も「KISS KISS KISS」の時と同様に、堂々と演じていた。しかも前回の舞台は全員チーム8メンバーとの共演だったが、今回は外部のプロの役者らとの共演。だが、立仙は憶することなく明るく元気なパフォーマンスを披露し、客席を魅了していた。

 

ゲネプロ終了後には、出演者全員が舞台に集まって監督や音楽担当者から指導を受けていたが、そこでも立仙は真剣な表情で監督のアドバイスの一言一言を聞く姿は印象的だった。ゲネ終了後の舞台での稽古では、共演者たちと笑いながら舞台や稽古を楽しんでいる様子も伝わってきた。

 

立仙はゲネプロ後に、今回の舞台出演について「『KISS KISS KISS』以来の舞台ですが(前回の泣きながら体当たりしたカッパ役と比べると)、今回は日の目を見る主役なので嬉しいです!主演だと違いますね!頑張りますので、多くの人に見て欲しいです!」と笑顔で語ってくれた。

 

「女優もできるアイドルっぽくないアイドル」

また振付も担当し、舞台で共演した相原えみりは立仙について「新人なのに堂々としていて、女優業もこなせるのが凄い。アイドルっぽくないアイドル」と高く評価していた。

 

さらに舞台のスタッフは立仙について「新人とは思えないくらいダンスも上手だった。見る度にダンスが上達していく立仙の舞台に是非、注目してほしい」とコメント。とにかく、舞台での存在感が目立っていた。

 

ゲネプロ後には自身のツイッターで「ゲネプロ終わりました。いよいよ明日が本番!!めっちゃたのしかった!築地本願寺の横、築地ブディストホールにてお待ちしております」と投稿。

 

立仙はゲネの前日の昼間にもSHWOROOMを通じて、多くのファンに「是非、見に来て欲しい」と呼びかけていた。舞台では、ふだんのチーム8の活動やSHOWROOMでは見せない立仙の新しい表情やパフォーマンスを見ることができる。

 

チーム8の期待の新人、立仙愛理。これからも注目だ。