2018年12月1日(土)、〈舞台劇「からくりサーカス」トークイベント in サンリオピューロランド〉が開催された。トークイベントは朝11時30分からと午後15時30分からの2回開催。
2019年1月10日から始まる舞台劇「からくりサーカス」の出演者揃ってのイベントで、滝川広大(加藤鳴海役)、AKB48チーム8大西桃香(しろがね/フランシーヌ役)、飯田里穂(しろがね/フランシーヌ役:ダブルキャスト)、越智友己(ギイ・クリストフ・レッシュ役)、声優の植田千尋(アニメ「からくりサーカス」才賀勝役)が登壇しトークイベントを盛り上げた。
ダブルキャストで「しろがね/フランシーヌ役」を演じるAKB48チーム8の大西桃香は、AKB48グループでの舞台には出演経験はあるが、外部のキャストとの舞台出演は初となる。
「台詞を言いながら撮影、緊張も解れて楽しくできました!」
トークイベントでは、ステージのキャストから「からくりサーカス」の説明があり、その後自己紹介へ。
大西は「今回はダブルキャストとして出演させて頂きます。飯田さんが着ているコスチュームもセクシーで見どころなので、是非たくさんの方に両方見に来ていただきたいと思います。出来上がりつつある台本を少しずつ読んでいます。稽古はまだですが、楽しみです。よろしくお願いします!」と自己紹介と挨拶をした。
トークコーナーではキービジュアル撮影時の思い出がテーマに。キービジュアルは個人個人で撮影していたので、共演者が一堂に会したのは、今日は初めてという裏話も披露。
大西は「フランシーヌの衣装を着て撮影させて頂いたのですが、緊張しながらの撮影でした。スタッフの方が『台詞を言いながら撮影してみようか』とアドバイスをしてくださいました。台詞を言いながら撮影したら、緊張も解れて楽しく撮影することができました!」と語ると会場から拍手も起きていた。
ダブルキャストは『どっちも違って、どっちも良い』
大西桃香と飯田里穂はダブルキャストだが、「ライバル心のようなものはありますか?」というMCからの質問に、大西は「ライバルだなんて、そんな、おこがましい。今、緊張しちゃってテンパっています」謙虚に前置きをしながら、「ダブルキャストとして『どっちも違って、どっちも良い』というところを来て頂いたお客様には見比べていただきたいです」と語っていた。飯田も「実は、今日、初めて喋っている姿を見ました。一緒に頑張りたいです」と。
さらに「お互いの初印象は?」と問われると、大西は飯田について「今日の朝にお会いしたばかりなんですよ。私は人見知りで緊張しちゃうタイプなのですが、優しく話しかけて下さいました」と緊張しながらジェスチャー交じりで語り、飯田は大西について「私も初めて会いました。凄い可愛かった!何て呼んだらいいですか?と聞いて、『桃ちゃん』と呼ぶようになりました!」と笑顔で語っていた。
「サンリオピューロランドの印象は?」との質問に、初めてサンリオピューロランドを訪れたという大西は「プライベートでも遊びに来たいと思いました」と。
「AKB48グループ以外での舞台は初めてで、本当に緊張」
最後に舞台への意気込みを聞かれると大西は、「AKB48グループ以外での舞台は初めてで、本当に緊張しています。キャストの皆さんには、今朝、会ったばかりでしたが、この数時間で、だいぶ仲が深まったかなと思っています。これからも皆さんとの仲を深めて、良い舞台を作り上げていければ良いなと思っています。皆さん、是非来てください。お願いします!」と緊張しながらも笑顔で答えていた。
植田千尋も「これだけ個性的なキャストが揃っていれば成功することは間違いないです」と太鼓判を押していた。トークイベントの最後にはサンリオキャラクターのキティも登場してステージの出演者らと写真撮影を行った。
今回、AKB48チーム8大西桃香が「しろがね/フランシーヌ役」に抜擢された。どうして大西桃香だったのだろうか。AKB48グループ以外での舞台は初めてとなる大西桃香のどこに注目をして、何を期待しているのだろうか。プロデューサーの下浦貴敬氏が取材に応じて、経緯と想いを語ってくれた。
下浦氏が大西桃香を見つけたのは「SHOWROOM」だ。「SHOWROOMを毎朝5時半から欠かさず配信をしている凄い子がいる」と聞き興味を持ち、大西の「コミュニケーション能力」と「継続できる能力」に可能性を感じ、大西桃香に舞台出演のオファーを出した。
特に大西がSHOWROOMで「笑顔でファンに語りかけている姿」を見て、「大西の笑顔のパワーに説得力」があり、今回の舞台の役柄にも適任だと感じたそうだ。SHOWROOMでの「大西の笑顔」が舞台出演の決め手の1つになったと語ってくれた。
大西は今でも毎日SHOWROOMの配信を続けており、既に2年以上を突破。ファンと毎日のコミュニケーションをしている。