結成から1年以上「もう気心知れた仲です!」
2021年7月21日に「#tokyo」でデビューする“新世代”女性ボーカルグループ 「&(アンド)」。作曲家・菊池一仁氏による楽曲プロデュースのもと、現代に生きる若者の胸中をエモーショナルなサウンドに乗せて演出する。
シンガー、ダンサー、モデルとしてそれぞれの道を歩み、実績を重ねてきた野島樺乃、栗本優音、モラレスきあら、山崎カノン。その4人がデビュー前に取材に応じてくれた。
―― 簡単な自己紹介をお願いします。
野島:リーダーをしている19歳の野島樺乃です。SKE48を6月いっぱいで卒業して、これからは&一本で頑張って行きたいと思っています!
モラレス:19歳のモラレスきあらです!明るく元気な性格なのでグループの中で発揮したいです!お父さんはボリビア人でお母さんは日本人で香川県出身です。小学生の頃からダンスをやっていました。今回の楽曲ではラップに初挑戦しました!初めてのラップなのでお手柔らかにお願いします(笑)
栗本:16歳の栗本優音です。私は高音(ハイトーンボイス)とポエトリーリーディングを担当しています。私自身は自分のことをそんなに真面目とは思っていないのですが、グループの中では周りのメンバーから真面目だと言われています。
野島:真面目というか純粋ですね!言われたことを自分なりに解釈するというよりは、指導されたことをきちんとこなすタイプです。極端に純粋です!まだ高校2年生ですからね!
山崎:20歳の山崎カノンです。グループでは最年長ですが、一番最年長らしくないところが魅力です(笑)ふわふわした感じとよく言われています。リーダーがしっかりまとめてくれるので、私は見守っています。小学校2年生の頃から地元の劇団に入っていて歌やダンス、芝居もしていました。
栗本:山崎さんはおっとりしていますね(笑)たまに話していて「ん?」ってみんな思うこともありますので天然なのかもしれませんね(笑)言動がふわふわってしています(笑)
―― 4人はいつから一緒に活動していたんですか?
栗本:それぞれが会ったのは、バラバラでした。
山崎:最初は1年以上前になりますね。
野島:そうなんですよ!実はもう1年以上経ちます。SKE48で活動していた頃から、準備していました。1回目の歌唱力決定戦が終わったころから、このグループの話をいただいて、実は準備していました(笑)まったく匂わせなかったので、誰も気が付きませんでしたよね(笑)
モラレス:だから、もう結構気心知れた仲なんです(笑)
野島:1年以上、ずっとレッスンしていて、筋トレやダンスレッスンが厳しくて大変な時もありました。それでもSNSに自分の想いを書けなかったです。今はなんでもすぐにSNSにアップして拡散されていく時代ですが、この期間は4人はそういう発信をSNSでできなかったので、この4人にしか通じない絆や感情が深くなりました。あえてSNSで「&」のことを触れなかった期間は、とても良い期間だったなと思います。
「&」で検索された時に私たちがトップで表示されるくらいビッグになりたい
―― 「&(アンド)」というグループ名です。
モラレス:「&(アンド)」は誰が見てもわかりやすい単語ですし、世界中の誰もが知っている単語です。ただ「&」はたくさんの意味や使われ方をされているので検索しても、なかなか自分がトップに表示されにくいかもしれませんが、とても良い名前だなと思いました!
栗本:本当にわかりやすい素敵な名前だなと思いました。記号の「&」もありますが、「安堵」するという「お落ち着く」という意味もあるとのことで、その話を聞いたときはなるほどと納得しました。同じ読み方で、深い意味があるんだなと思いました。
山崎:「&」は言いやすいし、伝わりやすいです。グループ名の意味を聞いたら、深い意味も込められていました。馴染みのある深いグループ名だなと思いました。
野島:検索ではひっかかりにくいのは、それだけ多くの方に世界中で使われている言葉です。将来、検索された時に私たちがトップで表示されるくらいビッグになりたいです!
―― 「#tokyo」を初めて聞いたとき、歌ってみてどう思いましたか?
モラレス:最初は「なに?この歌詞?どういう意味?」って思いました(笑)第一印象は歌詞の意味がわからなかったですね。私はラップ担当ですが、ラップも初めてです。仮デモで私がラップを披露してみたら、プロデューサーの菊池さんが「いいんじゃない!」と言って担当することになりました(笑)でも歌ってみて、自分に合っているなと思いました。
栗本:最初は台詞や歌詞は入ってきませんでしたが、曲調がとても好きだなと思いました。とてもエモいです。私は台詞を担当していますが、私自身はとても楽しかったです。この曲を聞いた方が、私の台詞をどう思うのかな?と楽しみになりました。
山崎:初めて聞いただけでは、歌詞の意味も理解できなくて、何度も何度も聞きたくなる感じだなと思いました。何度も聞くと、サビにもクセがありますので、頭に残ります!クセが強いです!
野島:曲調も新しい感じです。Jポップでもないし、洋楽まで振り切っているわけでもありません。グループにラップ担当や台詞担当など、それぞれに役割があります。一人一人の個性がわかりやすく出ています。この曲を聞いていただければ、「&(アンド)」のメンバーはこういう子なんだというのがわかる楽曲です。デビュー曲にはふさわしい曲だなと思いました。
―― 今後、挑戦してみたい曲は?
モラレス:「#tokyo」のような新しいジャンルの楽曲だけでなく、バラードにも挑戦してみたいです!
栗本:いろんなジャンルの楽曲に挑戦してみたいです。私は「#tokyo」のようなエモーショナルな楽曲が好きなので、こういう曲はこれからもずっと歌っていきたいです!
山崎:私も様々なジャンルに挑戦したいです!ライブで盛り上がったり、聞かせられるような楽曲にチャレンジしたいですね。
野島:「&(アンド)」の今の曲調が新鮮で響いています。何か過去の誰かの楽曲に似ている曲ではありません。「#tokyo」は新しい曲調の新しいジャンルの楽曲です。中高生の人たちがよく聞くプレイリストに入っているようなグループになりたいですし、そのような「&(アンド)」らしい特徴のあるサウンドをこれからも届けていきたいです!
時代の最先端を引っ張って行くグループになりたい
―― どういうグループを目指していきたいですか?
モラレス:「#tokyo」は今までにないような新しい曲調の楽曲です。新しい流行をつくっていきたいです!時代の最先端の、さらに先頭に立っていけるようなグループになりたいです!新しい曲調でグループのアピールをしていきたいです!
栗本:「&」と聞いたときに、私たちのグループが最初に思い浮かぶようなグループになりたいです!街を歩いていると、私たちの楽曲がどこでも聞こえてくるようなグループになりたいです!
山崎:「&(アンド)」のターゲットとして、私たちの同世代の方々にたくさん聞いて欲しいです!もちろん、同じ年代の子たちだけでなく、あらゆる世代に、私たちの新しい楽曲を伝えていきたいです!
野島:4人それぞれが別の場所で、それぞれの経験を積んできて結集したグループです。歌だけでなく「&(アンド)」の活動を通して、老若男女に夢や希望、勇気を与えられるようなグループになりたいです!同年代の子たちが夢をあきらめないでがんばって行けるような道を示せるようなグループにもなりたいです。そして、「4人で日本武道館に立つ!」という目標をもって活動しています!是非楽しみにしていてください!
―― 武道館へのこだわりは何ですか?
野島:やっぱり日の丸の下でパフォーマンスするのは武道館ならではだと思っています。またアーティストといえば武道館のイメージが強いです。ドームのような大きなステージも重要ですが、武道館に一度立つことはとても重要だと思っています。
―― 皆さんのそれぞれの夢を教えてください。
山崎:まず「&(アンド)」としては日本武道館に立つことが目標です。日本武道館のライブは何度か見たことありますが、あの舞台に立つことは夢ですし、日の丸の下でパフォーマンスできるのは凄くクールです。武道館を目指して頑張っていきたいです!みんなの出身地にツアーで行ったら、楽しいと思います!私は北海道です!コンサートだけでなくて、ご当地の名物料理を食べたり、観光地巡ったりしたいですね(笑)!
栗本:私も一番の目標は武道館です。私は高音(ハイトーンボイス)とポエトリーリーディングの担当です。担当として、もっと表現力を磨いていきたいです。群馬に大好きなおばあちゃんの家があるので、おばあちゃんにもパフォーマンスを見てもらいたいので、群馬でライブをやりたいですね!
モラレス:グループ全体としての目標は武道館に立つことです!個人の目標としては、私は明るい性格なので、私を見て笑顔になってくれれば、それだけ嬉しいです!私も地元の香川でコンサートしたいですね!
野島:個人としては、ビッグになりたいですね(笑)!誰か"あの人のようになりたい!"といった具体的な方はあえて作らないようにしています。自分がやりたいことをやっていきながら、周囲の方に感謝しながら、幸せに生きていければ満足ですね(笑)
―― 歌以外で何か挑戦したいことはありますか?
モラレス:テレビに出たいです!アーティストとして楽曲を披露するだけでなく、バラエティ番組などにもたくさん出演したいです!
栗本:演技が好きなので、女優や声優にも挑戦してみたいです!「#tokyo」で台詞を担当するようになってから強く思うようになりました。小学5年生から中学1年生までミュージカルにも出ていましたので、ミュージカルにも挑戦したいですね。
山崎:私も小学校2年生の頃から、毎年ミュージカルに出演していました。だからまたミュージカルに挑戦したいですね。
野島:私はファッションが好きです。SKE48時代に一度ランウェイを歩いたことがありますが、とても楽しくて良い思い出でした。歌とは違う業界ですが、チャレンジしたいです!また、私もミュージカルに挑戦してみたいです!