AKB48リクアワ1位『47の素敵な街へ』チーム8中野郁海「満を持して1位をとれました」

2019年1月19日、AKB48グループリクエストアワー セットリストベスト100が東京ドームシティ(TDC)で開催された。今年は1182曲が対象曲。そして、その頂点に立ったのは、AKB48チーム8の国歌ともいえる『47の素敵な街へ』。

 

4度目の正直で、悲願の1位だ。『47の素敵な街』へは2016年に3位、2017年に2位、2018年に2位と1位の一歩手前までは来るものの、1位を取ることができなかった。2016年は『奇跡は間に合わない』(1位)『僕は知っている』(2位)に敗れて3位。 2017年は『Maxとき315号』(NGT48)に敗退。2018年は『世界はどこまで青空なのか?』(NGT48)に敗退。

 

メンバーもファンも毎年、悔し涙で終わり、「来年こそは!」と思い続けて4年目の今年、悲願の1位を達成。

 

「皆で取った1位です。チーム8 最高」

リクアワの1位のステージに立ったチーム8の34人のメンバーの中でも、存在感が際立っていたのが、中野郁海だった。

 

常にチーム8で『47の素敵な街』を牽引していきた中野郁海。リクアワ1位のステージでも、泣きながらも、ついに掴んだ1位への喜びをぶつけながら笑顔で見事なパフォーマンスを披露。

 

会場からも大きな「いくみんコール」が起きていた。『47の素敵な街』での中野郁海の存在感は格別だ。

 

『47の素敵な街へ』が終わると、総監督の横山由依がステージに登場。「おめでとう!毎年、この曲が悔しい想いをしているのを見て来たから、本当に嬉しいです!」と涙ながらに語ると、会場から横山総監督に向けても大きな拍手。

 

「いくみん(中野)、どう?」と横山がまず中野に振ると、中野郁海は「4年連続でベスト3にランクインさせて頂きました。そして、今年、ようやく、満を持して1位をとれました。本当に皆さんのおかげだと思っています!ありがとうございます!」とステージで、会場のファンに喜びと感謝を伝えた。

 

まさに「満を持して」1位を奪取したチーム8の中野郁海のコメントに会場からも大きな拍手と声援が起きていた。

 

中野は終演後、自身のSNSで「#リクエストアワー2019 

第1位 47の素敵な街へ。

ありがとうございます。やっと…っ!やっと1位です!!

投票してくださった皆さん、卒業していったメンバー、新しく入ってくれたメンバー、皆で取った1位です。チーム8 最高」と喜びのコメントを投稿。

 

『47の素敵な街』だけでなく、チーム8全体のパフォーマンスで中野郁海が登場すると、そのダイナミックなダンスパフォーマンスと存在感でステージが締まる。

 

中野郁海はチーム8にとって欠かせない存在のメンバーの1人だ。そのことをはっきりと印象付けさせるリクアワ1位、『47の素敵な街へ』だった。