「ピーターラブです!」
世界中で愛され続けているブロードウェイミュージカル『ピーター・パン』。1981年新宿コマ劇場に榊原郁恵演じるピーター・パンが舞い降りて以来、42年目の公演を迎える。
2022年6月23日にはメディア向け製作発表記者会見が東京都内で行われ、ピーター・パン役の吉柳咲良、フック船長役の小西遼生、ウェンディ役の岡部麟、タイガー・リリー役の田野優花、ダーリング夫人役の壮一帆が、扮装衣裳で登壇。今回、注目のキャストの1人がウェンディ役として初めて「ピーター・パン」に出演するAKB48の岡部麟。
製作発表記者会見ではまずピーター・パン役の吉柳咲良とウェンディ役の岡部麟が登場して2人で「ネバーランド」と「飛んでる」を披露して会場を魅了。
岡部は「今年初めてネバーランドに飛んでいきます!誰もが知っているピーター・パンの世界に私も仲間入りすることができて、とても光栄で嬉しいです!多くの方が見て下さると思いますが、特に小さな子どもたちに見てもらって、その子供たちが何十年後かに『昔、ピーター・パン見たな』と思い返した時に、『あの時のウェンディちゃんが可愛かったな』と思い返してほしいです。そんなウェンディちゃんになりたいです!」とコメント。
また司会の軽部真一アナ(フジテレビ)から「最初のパフォーマンス、いかがでしたか?」と質問されると、岡部は「咲良ちゃんの歌が保温等に透き通っています!本読みもやりましたが、その時にも隣で咲良ちゃんの歌声を録音して、毎晩聞きながら眠りについています!そのくらいピーターの歌声が本当に大好きです(笑)良いコンビになりそうです!ピーターラブです!」とにっこり。
「ウェンディをめぐる三角関係かと思っていました!」
「小さい頃のピーター・パンの思い出は?」の質問に岡部は「私は茨城県出身なんですが、茨城のおもちゃ屋ではアニメを全部流してくれるところが多かったので、そこでピーター・パンを見ていました」とコメント。吉柳が「栃木も!北関東はそうなんだね!」と笑顔でコメント。
続けて「大人になるまでピーター・パンを見ていませんでした。だからピーター・パンどのようにが始まって、どんなストーリーなのか曖昧でした。だからウェンディ役が決まるまで、ピーターとフック船長の2人がウェンディを好きだと思っていました(笑)ウェンディちゃんをめぐる三角関係かと勘違いしていました(笑)だから、台本読んでビックリしました(笑)フック船長はウェンディちゃんを好きじゃないんだと思ってちょっとショックでした(笑)」とコメント。ピーター・パン役の吉柳咲良・フック船長役の小西遼生も岡部の思い描いてたピーター・パン像を聞くとステージで大爆笑。
軽部アナも岡部の思い描いていたピーター・パンにびっくりして「もしかしたら新解釈としてあるかもしれませんね・・・」と演出家の森新太郎氏に振ると、森氏は「ないです!ないです(笑)!」と即答。岡部も「全否定されちゃいましたね(笑)」と爆笑。