2018年4月1日、さいたまスーパーアリーナにて約2年ぶりとなる『AKB48単独コンサート~ジャーバージャって何?~』が行われた。今回、総勢126名のAKB48のメンバーが参加した。多くのメンバーが約2年前のコンサートにも参加している。
16期生、ドラフト3期生、チーム8の新規メンバーなどは、2年前のコンサートの時にはまだAKB48のメンバーではなかった。
16期にとって初のAKB48単独コンサート
朝の部のMCで、2年前の横浜スタジアムでのコンサートの思い出を語る場面があった。
16期の田口愛佳は、大先輩の柏木由紀から「AKB48に入ってないよね?」と聞かれると「まだAKB48に入っていなかった。コンサートに行きたかったが当たらなかったので、どうしても行きたかったので横浜スタジアムの外で聞いていた」と当時の思い出を語っていた。
山根涼羽は以前に自身の755で「いつかAKB48だけで単独コンサートをやりたい」と投稿していたが、16期生にとっては、今回が初めてのAKB48の単独コンサートだった。
16期は2016年12月に披露されたメンバー18人という大所帯。
2017年1月には結成から1か月余りで単独コンサート『AKB48 16期生コンサート~AKBの未来、いま動く!~』をTDCで開催、2017年2月には劇場公演デビューを果たし、2017年7月からは16期研究生による「レッツゴー研究生!」公演が行われていた。そして2018年1月には、再びTDCで単独コンサート『AKB48 16期生コンサート~君の名前を知りたい~』を開催。
新体制では各チームに所属
今回のAKB48の単独コンサートの見せどころの1つは、新チーム体制のお披露目だった。
今までは16期研究生だけで公演を行うことが多かったが、新体制では16期の18人も各チームに所属することになる。今回のコンサートでも、それぞれの新チームでパフォーマンスを披露。
2017年12月に現在の新体制の組閣が発表された時に、昇格できた者もいれば、研究生のままの者もいる。
16期の武藤小麟は、姉の武藤十夢と同じチームKに所属。AKB48では初となる同じチームで姉妹で活動することに注目が集まっている。武藤小麟はコンサート終演後に自身の755で「ついに始動しました!風を入れることができるように頑張ります!!」とチームKの名曲『RESET』になぞって意気込みを投稿。
会場いっぱいの「16期コール」
コンサートは昼の部と夜の部と2部あった。16期生は昼の部では「家出の夜」、夜の部では「抱きつこうか?」を披露した。
ともに「レッツゴー研究生!」公演で披露しており、16期生にとってもファンにとっても馴染み深い楽曲だ。
『こみ上げる情熱とは今すぐ走り出すことさ。どうなるかわかならいよ、今日の先は続くだろうか』という歌詞の世界観の「家出の夜」は16期研究生公演をプロデュースした村山彩希の「16期研究生には、AKB48の先にあるそれぞれの夢に向かって頑張ってほしい」という願いが込められている。
また、「抱きつこうか?」は16期研究生のために秋元康氏が書き下ろした楽曲。山内瑞葵と浅井七海がシンメでセンターを務め、2018年1月に開催されたリクアワでも14位にランクインするほど、ファンからの人気も高い神曲だ。
単独コンサートの夜の部で、16期生全員による「抱きつこうか?」を披露している時には会場から「16期コール」と大きな声援が上がっていた。
16期のファンは お披露目された時から16期メンバーを応援し続けて来た 熱くて優しい人が多い。16期生全員でのパフォーマンスに、今回の単独コンサートの中でもチーム8の「ガチ恋口上」と並ぶほどの大きな声援が会場を埋め尽くしていた。
■岡部チームA
鈴木くるみ
前田彩佳
田口愛佳
山根涼羽(研究生)
庄司なぎさ(研究生)
道枝咲(研究生)
佐藤美波(研究生)
■込山チームK
武藤小麟
安田叶
長友彩海(研究生)
■高橋チームB
播磨七海(研究生)
梅本和泉(研究生)
■村山チーム4
山内瑞葵
浅井七海
稲垣香織
田屋美咲
黒須遥香(研究生)
本間麻衣 (研究生)