2018年12月8日(土)、AKB48は結成13周年迎えた。AKB48メンバーによる「AKB48劇場13周年特別記念公演」を開催した。
本公演は、2005年12月8日のAKB48劇場初回公演から毎年恒例となっている周年特別記念公演。
2部で54thシングルの「センチメンタルトレイン」が終わると、横山由依から次期総監督として向井地美音を指名する発表があった。交代次期は未定だが、今後は横山が向井地のサポートしながら総監督を引き継いでいく。
「AKB48愛をもって、総監督をやってくれたらいいな」
総監督の横山由依は以下のようにコメントをしていた。
「AKB48 グループで一番のテーマは劇場を守ること、次の世代にバトンを繋ぐことだと私は思っています。AKB48 は良いときもあれば、悪い時もあります。でもその時に、応援してくださるファンの皆さんがいたから前を向いて頑張ることができました。私が高橋みなみさんから総監督を受け継いで 3 年が経ちます。「引っ張ってこれてたかな?」とか「ファンみなさんからの真摯な意見を運営サイドに伝えられていたかな?」と考えて、まだまだ足りないこともたくさんあると思うんですけど、ここで次の世代にバトンを渡さなければいけないんじゃないかなと思いました。私もかつてそうだったように、まだまだ頼りない部分もある後輩たちがいるんですけど、立場が人を育てるという言葉があるように、私も総監督を受け継いでから、考え方がしっかりした部分もあるし、自分の中で覚悟ができた部分もあるし、成長できたところがあると思います。今日この場で次期総監督を指名して、その子の成長を見守って、その子にグループを任せられると私が思ったときに卒業をしようと思います。その子がしっかりするまでは、私も AKB48 のメンバーとして、一員としていさせて欲しいです。それでは、時期総監督を指名したいと思います。
次期総監督は、向井地美音ちゃんにお願いしようと思います。
美音にしようと思った理由は、すごく AKB48のことが大好きで、楽曲もダンスもメンバーのこともそうですし、もちろん一番にファンのことも大好きで、その想いがすごく伝わってきたので、美音なら、たかみなさんや先輩から私たちが引き継いできたものを、このまま守って残してくれるんじゃないかなと思ったので、美音にしました。私にも欠点がたくさんあるんだけど、美音も根が優しいから、人の意見に流されやすいところがあります。たかみなさんに私も言われたけど「リーダーは嫌われる勇気を持って」という言葉があります。孤独を感じることがあるかもしれないけどその時は私も1メンバーとして支えるし、たくさんのメンバーが支えてくれるから、AKB48愛をもって、総監督をやってくれたらいいなと思っています」
『AKB48愛を持っています!』
次期総監督に就任予定の向井地美音は以下のようにコメント。
「ありがとうございます。今年の総選挙のスピーチの時に、いつか AKB48 の総監督になりたいと言わせていただいたんですけど、それから横山さんの背中をより近くで見せていただくようになったり、今日もこんなに AKB48の13年の歴史をセットリストで感じる中で、こんなに大きなグループだったり、たくさんのメンバーの中で自分が総監督になりたいとあの時言っていいのかと思ったことはあったんですけど、こういうふうに横山さんに指名していただけたことが本当に嬉しくて、私はAKB48の愛は皆さんに誓って『愛を持っています!』といえるので、その気持を大切に一番にもって、総監督になれるように精一杯頑張りたいと思います。たくさん未熟な部分があるんですけれども、頑張りますので応援よろしくお願いします」