東日本大震災から8年目となる今年、AKB48グループは被災地を訪れ、3月2日(土)に岩手・宮城・福島の3箇所で復興支援ライブを開催し、被災で犠牲になられた方々へ献花、黙祷を捧げた。
今回で69回目となった3月2日(土)の被災地訪問では、3グループに分かれて岩手県大槌町、宮城県石巻市、福島県南相馬市に訪れ、復興支援ライブを開催し、被災で犠牲になられた方々へ献花、黙祷を捧げた。
各地での復興支援ライブでは「365 日の紙飛行機」、「恋するフォーチュンクッキー」、震災復興応援ソングの「掌が語ること」などを披露。また、じゃんけん大会や記念撮影、ハイタッチでのお見送りなども行った。
佐藤七海「一緒に元気にもっと町が活性化できるようにしたい」
3月2日に岩手県大槌町文化交流センター(おしゃっち)を訪問したAKB48チーム8の岩手県代表の佐藤七海は「私も実際に自宅を被災したのですが、AKB48 のメンバーが被災地に来て『誰かのためにプロジェクト』を立ち上げて復興支援ライブをしていることを聞いたりテレビで見ていたりしていた自分が、AKB48に入ってこうして活動をさせていただいて4年目になりました。
震災から8年経ったんですけど、やっぱり風化させたくないなと思いますし、これからは明るい方向に、一緒に元気に、もっと町が活性化できるようにしたいです。私も岩手県出身として、身近に感じていただける存在だと思うので、これからも明るくできるように頑張りたいと思います」と自身が被災者であることから説得力あるコメントを寄せていた。
訪問後には佐藤七海は自身のSNSで「わたしにとって2度目の大槌町での被災地訪問でした!!沢山の方が来てくださりありがとうございました。これからも微力ではありますが私達に出来ることをしていきたいと思います!」と語っていた。
また3月11日には自身のSNSで「今日は東日本大震災から8年が経ちました。私は岩手県出身として沢山被災地訪問に行かせていただいています。これからも私が活動をしていく上で皆さんに元気や笑顔を届けられるよう頑張ります。震災の犠牲になった方々のご冥福をお祈り致します」と投稿。
2011年から「誰かのために」プロジェクトを継続
AKB48グループは2011年に「誰かのために」プロジェクトを立ち上げ、被災地の方々への復興支援活動を継続的に行なってきた。そして、3月11日には各劇場で「東日本大震災復興支援特別公演」を実施。AKB48、SKE48、NMB48、NGT48は各グループの専用劇場で、HKT48はスカラエスパシオ、STU48は広島テレビホールの全6会場にて同日に開催。
AKB48劇場ではチームB「シアターの女神」公演が行われ、アンコール最後に「掌が語ること」が披露。チームB キャプテン高橋朱里より「本日3月11日は東日本大震災から8年目です。AKB48グループは、震災からの復興を少しでもお手伝いさせて頂くために『誰かのためにプロジェクト』を立ち上げ、 様々な活動をしてきました」と挨拶をしていた。
第69回被災地訪問実施概要
《開催日》2019年3月2日(土)
《参加メンバー》
[岩手県]
■岩手県大槌町文化交流センター(おしゃっち)
柏木由紀(AKB48/NGT48)
込山榛香(AKB48)
佐藤七海(AKB48)
向井地美音(AKB48)
末永桜花(SKE48)
荻野由佳(NGT48)
[宮城県]
■宮城県石巻市河南農村改善センター
小栗有以(AKB48)
高橋朱里(AKB48)
村山彩希(AKB48)
山内瑞葵(AKB48)
横山由依(AKB48)
山本彩加(NMB48)
[福島県]
■福島県南相馬市小高生涯学習センター(浮舟文化会館)
岡田奈々(AKB48/STU48)
岡部麟(AKB48)
小嶋真子(AKB48)
峯岸みなみ(AKB48)
本村碧唯(HKT48)
瀧野由美子(STU48)
《セットリスト》※各会場共通
M0.overture
M1.ヘビーローテーション
M2.会いたかった
M3.大声ダイヤモンド
M4.掌が語ること
M5.希望的リフレイン
M6.365 日の紙飛行機
M7.恋するフォーチュンクッキー