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東日本大震災から8年、AKB48チーム8佐藤朱「思い返して、そして続けていく大切さ」

「これからも皆さんと前に進んでいきたいです」

2019年3月11日、AKB48チーム8の宮城県代表の佐藤朱が自身のSNSで以下のように投稿していた。

 

「3月11日。

みんなで、復興へ祈りを込めて。

 

寒さの中、絶望や悲しみでいっぱいだった時、全国からたくさんのあたたかい応援があったこと。不安の中でも、みんなで復興に向けて一つになろうと強く気持ちを持てたこと。

 

思い返して、そして続けていく大切さ。

 

防災の意識を高めることは自分はもちろん、大切な誰かを守ることにもつながると思っています。

 

東日本大震災から8年。復興支援活動やがんばろう、日本!2019応援隊として活動を通してこれからも皆さんと前に進んでいきたいです」

 

佐藤朱はAKB48グループの中でも数少ない被災地での避難所生活も経験したメンバー。言葉に重みがある。

 

2016年6月に、チーム8のメンバー6人で東京のアーツ千代田3331で開催された「若者DAY」で東日本大震災の経験を語っていた。佐藤朱は中学生だった時に震災に遭い、通っていた中学校の体育館が避難所になったこと、電気もプライバシーも無い不自由な生活を強いられたこと、周りの景色が一変したこと、自衛隊の炊き出しの温かさを感じたことなど当時の経験と思い出を語っていた。

 

「誰かのために」プロジェクト、AKB48メンバーとして6回の被災地訪問

2011年3月11日に発生した東日本大震災以降、AKB48グループは『「誰かのために」プロジェクト』を立ち上げ、義援金の募集や定期的な被災地訪問活動など、被災地の方々への復興支援活動を継続的に行ってきた。

 

AKB48グループメンバーが被災地を訪問し、地元の小学校や市民ホールなど各会場でライブ形式のインベントを開催している。また、犠牲になられた方への献花と黙祷を行っている。2011年5月から行われてきた被災地訪問は既に69回。

 

佐藤朱もAKB48メンバーとして既に6回訪問している。自身が被災者として避難所での生活も経験していることから、他の誰よりも被災地の人々の気持ちも理解できるだろう。佐藤朱の笑顔とパワーに生きる勇気をもらった人も多い。

 

チーム8の宮城県代表の佐藤朱は2016年12月からは「みやぎ絆大使」も務めている。また、2019年3月には「旅チャンネル」で「がんばろう!日本 2019」応援隊に就任している。これからも被災地訪問を続け、地元の人たちに笑顔を届けてもらいたい。

 

 

2015年2月21日 宮城県七ヶ浜町、多賀城市

第46回:2015年2月21日 宮城県七ヶ浜町、多賀城市

高橋朱里・小嶋真子・大和田南那・向井地美音・木﨑ゆりあ・佐藤朱 の6人で訪問。

2015年3月11日 宮城県石巻市

第47回:2015年3月11日 宮城県石巻市

指原莉乃・島崎遥香・岩田華怜・岩立沙穂・西野未姫・高柳明音・渋谷凪咲・佐藤朱の8人で訪問。

 

2015年4月26日 福島県広野町

第48回:2015年4月26日 福島県広野町

大家志津香・北原里英・市川愛美・福岡聖菜・舞木香純・佐藤朱の6人で訪問。

 

第52回:2015年8月20日 宮城県気仙沼市、気仙沼大島

渡辺麻友・加藤玲奈・岩立沙穂・大島涼花・岡田奈々・飯野雅・佐藤朱の7人で訪問。

 

2017年9月16日 宮城県石巻市

第66回:2017年9月16日 宮城県石巻市

大家志津香・早坂つむぎ・茂木忍・久保怜音・木﨑ゆりあ・佐藤朱の6人で訪問。

 

2018年5月4日 宮城県南三陸町

第68 回:2018年5月4日 宮城県南三陸町

後藤萌咲・湯本亜美・佐藤朱・西澤瑠莉奈・山尾梨奈・岩花詩乃の6人で訪問。