国内AKB48グループのメンバーたちが、博多座(福岡県福岡市)に集結し、11月9日より上演される『AKB48 グループ特別公演』。初日公演を前に、囲み取材と公開稽古が行われ、前半日程(11月9日~14日)に出演のメインキャストたちが登壇。前日の11月8日には博多座で囲み取材・公開ゲネプロが行われた。
向井地美音「48グループの魅⼒を伝えられるように全⼒で取り組みます!」
公演は2本立ての構成で、第1部はお芝居『仁義なき戦い〜彼女(おんな)たちの死闘篇〜』。東映の実録路線映画の金字塔、「仁義なき戦い」(1973 年公開 監督:深作欣二/脚本:笠原和夫)の舞台化に体当たりで挑む。舞台の見どころのひとつが激しい殺陣やアクションシーン。
主演を務める横山由依(AKB48)は、「舞台ならではのアクシデントももちろんありますが、大変なアクションシーンを乗り越える中で、メンバー感の絆も深まっています」と語る。
横⼭演じる主⼈公・広能昌三と、劇中で“兄弟の盃”を交わす若杉寛役をつとめるのは向井地美⾳(AKB48)。「48グループがひとつになって頑張れる機会をいただける事がすごく嬉しい。お芝居を通して48グループの魅⼒を伝えられるように全⼒で取り組みます!」と、こちらも気合⼗分。
来年1⽉に発売されるSKE48のシングルにてセンターを務める事が発表されたばかりの須⽥亜⾹⾥(SKE48)も、「私が演じる役柄は、なかなか死なないしぶとさを持った役(笑)。アイドルを10年やってきて、やっとセンターに選んでもらえた⾃分と重なる部分がある」と役どころを語った。
横山由依「48グループの魅⼒が詰まっている作品」
男くささ全開の第⼀部から⼀転、第⼆部では『あんみつ姫プロデュース レヴュー48』を上演。福岡市天神に常設劇場を持ち、AKB48劇場の誕⽣のきっかけになったことでも知られるエンターテインメント集団「劇団 あんみつ姫」がプロデュースを⼿掛けるショー。
「セットが本当に豪華で壮⼤!博多座ならではの舞台機構をフル活⽤して、ほんとにこの場所でしかできないステージになっていると思います」と、豊永阿紀(HKT48)が語るように、本格的な⼤階段などの舞台装置も登場し、「AKBフェスティバル」や、各グループの最新メドレーを披露した。華やかなショータイムだけでなく、観客を巻き込んだコントやお遊びシーンを取り⼊れるのが“あんみつ姫”流。
「客席に向かってこんなことしてもいいのかな…って思うシーンもあります」と⽥島芽瑠(HKT48)が懸念していると話すのは「波乗りかき氷」のナンバー。
横⼭・武藤・⽥島ら出演メンバーが曲名にちなみ、氷を削りながら花道を練り歩き、客席へ冷たい氷をサービスするというまさかのサプライズ演出も。「ファンの⽅がどういう反応をするのかが⼀番の楽しみ!五感で楽しんでいただければ!」と⽣のステージならではの醍醐味を語った。
最後は、横⼭が「この舞台は、AKB48グループの魅⼒が詰まっている作品。観ていただいた⽅には、何かパワーを受け取ってもらえたら嬉しいですし、もし⾒逃した⽅がいたら後悔してもらえるような、そんないい作品を作り上げたい。ぜひ博多座に遊びに来てください!」とPRした。
公演は11⽉9⽇(⼟)から11⽉24⽇(⽇)まで上演。11⽉16⽇(⼟)からの後半⽇程では、岡⽥奈々(AKB48/STU48)が主演を務めるバージョンが上演される。
博多座開場20周年記念 AKB48 グループ特別公演
【第⼀部】仁義なき戦い〜彼⼥(おんな)たちの死闘篇〜
脚本:上條⼤輔/演出:奥秀太郎
原案:飯⼲晃⼀「仁義なき戦い」(⾓川⽂庫刊)
原作:1973年「仁義なき戦い」(東映) 監督:深作欣⼆/脚本:笠原和夫
【第⼆部】あんみつ姫プロデュース レヴュー48
公演⽇程:2019年11⽉9⽇(⼟)〜24⽇(⽇)
※11⽉9⽇(⼟)〜14⽇(⽊)【キャスト A】/11⽉16 ⽇(⼟)〜24⽇(⽇)【キャスト B】
出演:<AKB48>岡⽥奈々(AKB48/STU48)/⼩栗有以/込⼭榛⾹/⾕⼝めぐ/福岡聖菜/向井地美⾳/武藤⼗夢/横⼭由依
<SKE48>⻫藤真⽊⼦/須⽥亜⾹⾥/⾼柳明⾳/⾕ 真理佳/古畑奈和
<NMB48>東 由樹/加藤⼣夏/川上千尋/⽩間美瑠/村瀬紗英/⼭本彩加/吉⽥朱⾥
<HKT48>秋吉優花/上野 遥/熊沢世莉奈/栗原紗英/神志那結⾐/堺 萌⾹/坂⼝理⼦/武⽥智加/⽥島芽瑠/⽥中美久/豊永阿紀/松岡菜摘/松岡はな/⽔上凜⺒花/村重杏奈/⼭下エミリー ほか
<NGT48>荻野由佳/清司麗菜/中村歩加/⻄潟茉莉奈/⻄村菜那⼦/本間⽇陽
<STU48>⽯⽥千穂/今村美⽉/岩⽥陽菜/沖 侑果/瀧野由美⼦