2019年11月16日、東京・秋葉原にて日本で唯一の剱舞のパフォーマンスのグループ「桜月流美剱道」の舞台『O-Getsu KAGURA~桜月神楽~』が上演された。2019年11月16日の1日のみ上演ということから、チケットも完売の満員御礼。上演直前に公開リハーサルと稽古が行われた。
「桜月流美剱道」を率いる宗家・神谷美保子が『ヤマト歌』と『美剱』によって芸能の原点『神楽』に挑む舞台。『祭祀と芸能』が融合された空間を創出し、古えの祭祀儀礼を彷彿とさせながらも、現代に生きる人々の琴線に深く触れる「未来の神楽」を見せつけた。白拍子的な「還俗」の美しさを見せて舞う若き4人の女性剱士の1人として、元AKB48チーム8徳島県代表の濵松里緒菜も出演。
「精神面でも支えて頂きました。ひたすら練習していました」
白い衣装に身を包んだ女性剱士に挑戦する濵松が舞台上演前にインタビューに答えてくれた。
今回、舞台で殺陣に初挑戦ということですが、心がけたことや苦労したことがあれば教えてください。
濵松:殺陣自体初めてでゼロからのスタートでした。知らないことばかりでした。それでも周囲のスタッフや他の出演者の方々が優しく丁寧に教えてくださいましたので、とても心強かったです。精神面でも支えて頂きました。あとはひたすら練習していました。
殺陣はどのくらい練習していましたか?
濵松:2カ月くらい前から稽古をしており、稽古のある日は1日中練習していましたが、稽古がない日でも1日4時間くらいやっていました。
注目して欲しいところや見どころは?
濵松:私が殺陣のパフォーマンスを披露するのは、初めての姿なので、いつもとは違う私を見てもらいたいです!
「海外の方にも是非注目してほしい!」
これからも殺陣の舞台には挑戦をしていきますか?
濵松:はい、この舞台が終わってからも殺陣の稽古は続けていきたいです。新しいジャンルとして挑戦していければいいなと思っています。
10歳までロサンゼルスで生活をしていた濵松は上智大学外国語学部英語学科4年生の時には「ミスソフィア」のファイナリストに進出、ミスリゼ賞を受賞。大学卒業後も得意のダンスや歌や英語力を活かしてタレントやモデルとして、日本だけでなくアメリカ、タイ、シンガポールなど海外でも活動を行っている。AKB48チーム8時代から海外にもたくさんのファンがいる。
今回は衣装も古の日本を表現しており、海外の方にも魅力的だと思われますが、海外にもファンにもメッセージをお願いします。
濵松:かわいくて、海外の方にも親しみやすい衣装です!海外の方にも是非、注目してほしいです。
現在、既に2枚のシングルを出しており歌手としても活躍していますが、音楽活動との両立はどうですか?
濵松:音楽だけでなく、舞台や殺陣など様々なことに挑戦できる機会があり、成長できるチャンスがたくさんあって、ありがたいです。音楽も舞台も頑張っていきたいです。
*公開リハーサルのため、実際の本番舞台とは衣装やセットが異なる場合があります。
『桜月神楽 O-Getsu KAGURA』公演概要
場所:秋葉原100スクエア
日時:2019年11月16日(土)14:00 / 18:00
出演:神谷美保子、松木史雄、神谷昌志、戸田朱美、高橋みち、外薗舞、実方愛、濵松里緒菜