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AKB48劇団れなっち「ロミオ&ジュリエット」ダンス振付はチーム8横山結衣

AKB48加藤玲奈が座長を務める「劇団れなっち」による舞台「ロミオ&ジュリエット」が2018年5月9日から、東京AiiA 2.5 Theater Tokyoで開催されている。今回は白組と黒組に分かれての舞台で、それぞれで出演するメンバーが異なる。5月13日に千秋楽を迎える。

 

今回の舞台「ロミオ&ジュリエット」では、劇中のダンスの振付をAKB48チーム8青森県代表の横山結衣が担当をしているところも見どころの1つだ。なお、横山自身は舞台には出演はしていない。

 

ダンスパフォーマンスが注目の横山結衣

チーム8の横山結衣はAKB48グループの中でも抜群のダンスパフォーマンスで有名。今回だけでなく横山はチーム8のライブやイベントでの振付を担当していたこともある。

 

日本テレビ系「AKBINGO!」の企画「昭和アイドルダンスバトル」では、本田美奈子氏の「1986年のマリリン」という昭和時代の楽曲を、チーム8の山田菜々美、中野郁海とともに出場。他のグループのチームらとダンスバトルを行い、横山らはダイナミックで高度なダンスを披露し、優勝。横山と中野はAKBINGOのダンス企画2連覇を達成。

 

さらに、2018年4月からスタートした、牧野アンナプロデュースによる「ヤバいよ!ついて来れんのか?!」公演にも横山は出演。ユニット「Green Flash」では、村山彩希と2人で、コンテンポラリーダンスのような感情から動かされる体の表現により楽曲の世界観を伝えるという難易度の高いダンスにも挑戦し、見事に表現。

 

そして2018年4月29日にガイシホールで開催されたチーム8の「TOYOTA presents AKB48チーム8 全国ツアー~47の素敵な街へ~チーム8結成4周年記念祭 in日本ガイシホール しあわせのエイト祭り」で初披露されたチーム8の新曲「蜂の巣ダンス」ではセンターを務めている。この楽曲はセンターの横山をイメージしたダンスとなっている。

 

牧野アンナ先生の新公演、コンサートと多忙なスケジュールで心身ともにハードな日々を送りながら、「劇団れなっち」の振付も考えるという超人的な生活を送っていた。

 

「『役として踊ってください』ということで難しかった」

5月9日には「ロミオ&ジュリエット」のゲネプロ後に囲み取材が行われ、監督の堤幸彦氏、座長の加藤玲奈、白組の岡田奈々、神志那結衣、黒組の藤田奈那、福岡聖菜の5人が参加。その会見の中でもチーム8横山の振付が話題に。

 

「振付をチーム8横山結衣さんが担当された。ダンスとしては難しかったか?」という記者からの問いに、

 

岡田は「横山が構成を考えてくれて、そこからアシスタントの方が教えてくれました。結衣ちゃんも忙しいので。作ってくれただけで感謝」。

 

福岡は「結衣ちゃんにしては簡単だった。もっと難しいのが来るかと思った」と語ると、藤田は「『でも役として踊ってください』ということで難しかった」と振り返った。

 

岡田は「前半は自分を男だと思って踊り、エンディングは乙女として踊っています」と語っていた。

 

舞台「ロミオ&ジュリエット」は5月13日まで続く。チーム8横山結衣のダンスの振付にも着目して舞台を見ると楽しめるだろう。

 

久しぶりに見た横山結衣は、チーム8の新センター、振付師という重責を担ってきたからだろう、顔つきも変わり、大きく成長していた。

 

これからも、その抜群のダンスパフォーマンスだけでなく、振付師としてのチーム8横山結衣の活躍が楽しみだ。