AKB48グループは2011年に「誰かのために」プロジェクトを立ち上げ、被災地の方々への復興支援活動を継続的に行なってきた。そして、3月11日には各劇場で「東日本大震災復興支援特別公演」を実施。AKB48、SKE48、NMB48、NGT48は各グループの専用劇場で、HKT48はスカラエスパシオ、STU48は広島テレビホールの全6会場にて3月11日に開催。
AKB48劇場ではチームB「シアターの女神」公演が行われ、アンコール最後に「掌が語ること」が披露。チームB キャプテン高橋朱里より「本日3月11日は東日本大震災から8年目です。AKB48グループは、震災からの復興を少しでもお手伝いさせて頂くために『誰かのためにプロジェクト』を立ち上げ、 様々な活動をしてきました」と挨拶をしていた。
続いて福岡聖菜より「私たちはこの先もできる限りの支援活動に取り組んで参ります。これからのさらなる復興、そして明るい未来へと思いを込めて、今日の公演メンバー16人でこの曲を歌わせて頂きたいと思います。」と復興支援ソング『掌が語ること』が披露された。
楽曲の最後で全メンバーが一列に並び、手を繋ぐ印象的なこの楽曲の披露が終わると、福岡が改めて「東日本大震災により被災された皆様ならびに、そのご家族の皆様に心より お見舞い申し上げるとともに、復興に尽力されている皆様の安全と、被災地の一日も早い復興を 心よりお祈り申し上げます」と話した。
2011年3月11日に起きた東日本大震災の後にAKB48グループは「誰かのために」プロジェクトを立ち上げ、被災地の方々への復興支援活動を継続的に行ってきた。同プロジェクトは、募金活動をはじめ、被災地訪問による“触れ合い”に重きを置いて活動を行なっている。
2011年5月から2019年3月までに計69回をかぞえる被災地訪問では、トラックをステージに見立てたミニライブや握手会に加え、クリスマスやバレンタインイベント、そして新校舎の開校や鉄道開通など、徐々に進む復興を肌で感じている。「誰かのために -What can I do for someone ?-」に続く、震災復興応援ソング「掌が語ること」を全世界に無料配信。楽曲はAKB48グループ「誰かのために」プロジェクト特設サイトにて無料でダウンロード可能。 同ページの「AKB48プロジェクト義援金」窓口にて、ファンの皆様より寄付金を募り、その収益を日本赤十字社を通じて寄付している。