2008年3月にAKB48の5期研究生として劇場デビューを飾り、同年8月にチームBに昇格。2012年6月にHKT48に移籍し、翌2013年には<AKB48 32ndシングル 選抜総選挙>で初の1位に。
2015年から2018年にかけて開催されたAKB48選抜総選挙では初の三連覇を果たし、姉妹グループのSTU48やHKT48劇場支配人を兼務しながらグループの顔として活動してきた指原莉乃。昨年12月15日にTOKYODOME CITY HALLで開催したHKT48コンサートでの衝撃の卒業発表から4月が経ち、2019年4月28日、横浜スタジアムに集結した3万800名のファンとメンバーに見送られ、HKT48、そしてAKB48グループから卒業。
「完全に怒られるやつね・・」
コンサートの中盤で、内田裕也氏と指原莉乃がコラボした「シェキナベイビー」が披露。画面のステージには2014年にリリースされた「シェキナベイベー」の動画が流れる。
モニターに映る内田裕也氏と共演している最中に、現実のステージにも内田裕也さんが登場…と思いきや、内田裕也氏に扮したダウンタウン・松本?志がサプライズ登場。「まさか、本物の松本人志??」と会場中の指原ファンも驚き、どよめいた。
内田裕也氏に扮した松本人志は「はいはいはい」と車を折りてステージに登場すると、「これは、完全に怒られるやつね・・」と言うと会場爆笑。指原も爆笑。
指原が「松本さんに来てもらいました!!!」と紹介。松本は「裕也さん!僕じゃないんです!こいつがやれって言うたんです!」と指原を指すと、指原も爆笑しながら「私じゃないです!」と笑顔で応答。
「高くつくからな!」
松本は「悪い奴なんです。こいつ本当に。『感謝してください、炎上止めたのは私です。だから卒業コンサートに着て下さい!来てくれたら秋元さんが感謝してくれると思うんですよ』とか言うんですよ。樹林さん!何とかしてください!」と言うと、会場大爆笑。指原も爆笑しながら「なんで2人がかりで(笑)」と。
松本は「2時からリハやらされたんですよ!それで、時間が空いたから中華街行って、御飯食べてきました。そいで、指原の名前で領収書もらってきたんで、よろしく」と指原に渡すと「めちゃくちゃ食べてるじゃないですか!!勘弁してくださいよ!」と言うと、会場はまた爆笑。
松本は「まあ、とにかく良く頑張ったよ、本当に」と言うと指原も「ありがとうございます」と言うと会場からも拍手。
松本は続けて「俺が卒業の時も来てね」とボケると、指原から「ダウンタウンの卒業ですか?!?行きますよ」
このまま、まだまだ行きます!と指原の掛け声で「シェキナベイベー」の続きを松本と2人でステージで熱唱。最後は2人でハートを作って終了。会場からも大きな拍手と「まっちゃんコール」が起きた。
指原と軽妙なやりとりをすると、最後に松本は「高くつくからな!」との言葉を残し、どよめく会場を後にしていった。指原も「皆さん、まっちゃんは初めてじゃないですか?あぁ、緊張した」と。
松本人志出演の裏話も披露「松本さんしかいないと」
指原は卒業コンサート終演後のマスコミ向けの囲み取材でも松本人志の件について触れて「内田裕也さんが亡くなった時に、卒業コンサート前だったので、気持ちを込めて1曲歌いたいなと思っていました。裕也さんも相方がいた方が嬉しいと思いました。メンバーや卒業メンバーかなと思いましたが、裕也さんの役を演じることができるのは松本さんしかいないと思いました」と。
「可愛いかったですよね。ハート作って」
続けて「最初に松本さんに番組で『見に来てださいよ』と依頼していたのですが、その時は『行けたらね。パチンコの営業と迷うな』とノリで話されていたんですが、その後に多くの人に『まじで裕也さん役で出演してもらっていいですかね?』と相談したところ、『バカな振りして話してみたら』とアドバイスもうけ、松本さんに事務所を通して打診したところ、快諾してくださいました。裕也さんのこともあったと思います。そのような経緯で松本さんに出演してもらいました」と。
ステージでの松本さんの印象を聞かれると指原は「可愛かったですよね、ハートとか作っちゃって(笑)ハートも嫌だろうなとは思ったんですが、快くやって頂きました」と笑顔で語っていた。