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AKB48「東日本大震災復興支援~誰かのためにプロジェクト」2011年5月から67回の軌跡

2011年3月11日に発生した東日本大震災以降、AKB48グループは『「誰かのために」プロジェクト』を立ち上げ、義援金の募集や定期的な被災地訪問活動など、被災地の方々への復興支援活動を継続的に行ってきた。AKB48グループメンバーが被災地を訪問し、地元の小学校や市民ホールなど各会場でライブ形式のインベントを開催している。また、犠牲になられた方への献花と黙祷を行っている。2011年5月から行われてきた被災地訪問は、今回で67回目。

 

2011年5月から、7年にわたって、合計67回も続けている被災地訪問。毎年3月11日に訪問したりするのではなく、年に何回も被災地を定期的に訪問するのは容易なことではない。

 

記憶は簡単に風化してしまうが、AKB48グループのような知名度の高いアイドルがこのような地道な活動を継続してくれることにより、多くの人に東日本大震災の記憶を蘇らせてくれる。

 

「誰かのために」プロジェクトの主な活動

「誰かのために」プロジェクト発足(震災直後)2011年3月14日に「AKB48 プロジェクト義援金口座」を開設。

 

AKB48 プロジェクトによる5億円の義援金寄付を2011年3月16日に発表。

 

配信限定楽曲「誰かのために ‒What can I do for someone?- 」による収益を全額寄付することを発表。

 

震災以降発売のAKB48のシングル・アルバムからの一部金を義援金として寄付することを発表。

 

2011年9月16日、今と未来を支援する「ウルトラマン基金」のマイクロバス寄贈活動と「AKB48」がコラボレーションして「ウルトラマン」と「AKB48」のラッピングバスを贈呈。

 

2011年9月15日付発表のプレスリリースにて、被災地支援活動の継続と、23rdシングル震災復興応援ソング「風は吹いている」の収益金の一部を義援金として寄付することを発表。

 

2012年3月11日『東日本大震災復興支援特別公演~誰かのためにプロジェクト~』がAKB48劇場にて行われた。

 

2013年3月11日 被災地訪問−東北3県10市町をメンバー計 60名で訪問。また『東日本大震災復興支援特別公演~誰かのためにプロジェクト~』が秋葉原・栄・難波・博多の各48劇場にて行われた。

 

2014年3月11日 被災地訪問−東北3県3か所、また各劇場(秋葉原・栄・難波・博多)を中継で結び「掌が語ること」をAKB48グループ266名で歌唱。

 

2015年3月11日 被災地訪問−東北3県6か所、また各劇場(秋葉原・栄・難波・博多)を中継で結び「掌が語ること」をAKB48グループ243名で歌唱。

 

2016年3月6日 被災地訪問−東北3県6か所、また 3月11日には各劇場(秋葉原・栄・難波・博多・新潟)にてAKB48グループ合計238名が「東日本大震災復興支援特別公演~誰かのためにプロジェクト 2016~」に参加。