AKB48チーム8山田菜々美、卒業発表「満足のいったアイドル人生を歩むことができました」

叶えることができた夢もあれば、叶えられなかった夢もあります

2019年4月20日、AKB48劇場で行われたチーム8「その雫は、未来へと繋がる虹になる。」公演で、兵庫県代表・山田菜々美がAKB48からの卒業を発表した。

 

劇場公演で山田は「お話があります」と切り出すと「私、山田菜々美はAKB48を卒業します。私はもともとAKB48が大好きで、大好きでこうやって加入してから5年が経ちました。この素敵な大好きなメンバーと出会えて、応援してくださってる本当にやさしいファンの皆さんと出会えて今まで頑張ってこれました。

 

叶えることができた夢もあれば、叶えられなかった夢もあります。でも私自身は満足いったAKB48のアイドル人生を歩むことができました。本当にみなさんのおかげだと思っています。

 

もうひとつは休業中に少し入院をすることがありました。いつまた再発するか分からないって言われる中で活動してきましたので、やはり不安もあります。

 

メンバーに迷惑をかけることもありました。私のポジションが空いたところに入ってもらったりした時もありました。迷惑をたくさんかけたなと思いました。支えたいなと思っていましたが、やっぱり自分の体も大切にしたいなということで、卒業を選ばさせて頂きました。

 

詳しくはいつかはまだわからないですが、本当にしらけないでください。楽しい思い出をこれから皆さんといっぱい作って、メンバーともいっぱい作って卒業したいと思っています。これかも山田菜々美は頑張るので応援よろしくお願いします」と挨拶。

 

こんなにやり切ったというのは初めてで満足しています

山田は終演後に、自身のSHOWROOMで劇場公演に来れなかったファンに卒業発表への思いを語っていた。

 

「今まで5年間やってきて良かったと思っています。いろいろな感情があります。親ともたくさん話し合いましたし、喧嘩もしました。自分の中で考えて出した結果です。私もメンバーの卒業発表の時に、整理がつかなかったです。公演の中でも伝えましたが、自分が叶えたい夢を語り、叶うようになりました。

 

『夢へのルート』ではセンターをさせて頂きました。選抜に選んで頂いたり、雑誌の表紙をやらせて頂いたり、ラジオで軍師としてMCを2年間勤めてきました。映画にも出演させて頂いたり、演技の仕事も沢山させて頂きました。ソロイベントもできました。たくさんの夢を叶えさせていただきました。叶えることができなかった夢もあります。生きて来た中で、自分の中でこんなにやり切ったというのは初めてで満足しています」とAKB48の活動を振り返って語った。

 

「後悔しないように生きていきます」

「もう1つは、暗くなってしまうかもしれませんが、休業中に入院していました。実は『汚れている真実』が出た頃にも入院はしていました。体調管理しても不調になってしまう時にはなってしまいます。自分が入らないといけない時に他のメンバーに入ってもらうことによって、メンバーやファンの皆さんにも迷惑をかけました。身体も大事にしてあげたいなと思いました」とも。

 

みんなのことが大好きです。いつも泣いちゃうのですが、今日は我慢しました。後悔しないように生きていきます。皆さんには支えて頂きました。最終日程は決まっていませんので、最後まで私のことをよろしくお願いします。最後まで山田菜々美と一緒に思い出を作りましょう」と。

 

山田菜々美はチーム8の代表曲『夢へのルート』ではセンターを務めている。山田はチーム8を代表する人気メンバーで、体調不良で休業していたが、明るい笑顔と優しいキャラクターでファンだけでなくメンバーにも大人気。