AKB48史上初、姉妹で同じチームK：武藤十夢・小麟姉妹

7⽉6⽇、込⼭榛⾹が初めてキャプテンを務める新チームK「RESET」公演が初⽇を迎えた。同日にメディア向けのゲネプロも開催された。

込山チームKの見どころの1つは、AKB48史上初となる姉妹で同チームに所属する武藤姉妹だ。姉の武藤十夢と妹の武藤小麟が同じステージで共演。

2018年1月に武藤十夢の生誕祭に、当時16期研究生だった小麟が出演し共演して以来の2人でのステージとなった。

姉の十夢は研究生時代からチームK「RESET」公演を6年前に経験しているが、妹の小麟は研究生から昇格したばかりで初の「RESET」公演となる。

ゲネのMCでは小麟は「なんといっても、同じチームに姉がいるんです。姉とは違う武藤らしさを出していければいいなと思います」と語っていた。

「なんて昔の私に似てるんだろう」

姉の⼗夢はゲネの自己紹介で「姉妹で公演に出るのは不思議な感じ。しゃべっているのを聞いて、なんて昔の私に似てるんだろうと思った。緊張しながら『どうしよう』と思いながら話している姿を見ていると、昔の私を懐かしく思い出しました。2人の良さを出していければいいなと思います」と小麟の緊張する初日でのパフォーマンスに昔の自分の姿を重ねて、姉らしい優しさと先輩メンバーとしての風格を見せていた。

「家にもメンバーがいるの」

またユニット後のMCでは十夢が「レッスン場だけでなくて、家にもメンバーがいるの。家でもレッスンしている。16人もいると（パフォーマンス中に）近い場所やペアになるところがある。そういう時に『なんか面白いことできないかな』と言って、2人で団体芸を考えていた。さっきも『ウッホ』の時に、2人でふざけたポーズをした。この後もちょくちょく、練習の成果が出せるように頑張ります！」と語った。

「家でもそのまんま」

MCの時にステージにいた小嶋真子から「2人は家ではどういう感じなんですか？さっき楽屋では十夢ちゃんが、小麟ちゃんのことを『お前さ』とか言ってたけど、家ではどうなの？」と問われると、小麟が「家でもそのまんま。レッスンの時も、自分のだと思って着ていたTシャツが十夢のだったら、凄い怒られた・・」と。

峯岸から「そういうの、私の（Tシャツだ）ってわかるようにやったら？」と突っ込まれると、小麟も困った顔になり、峯岸も「まぁ、この辺にしておきましょう」と。

『チームKのKは絆のK』

武藤十夢はオリジナル公演の時には研究生だった。今回は大島優子のポジションを務める。

ゲネ後の囲み会見時に、十夢は「秋元チームKはパワフルなところもあり、凄いメンバーの仲の良さが伝わってきました。『チームKのKは絆のK』と言われるようにみんなで頑張っていけたらいいなと思います。昨日、優子さん（元チームKの大島優子）にLINEして、ユニットで優子さんのポジションやるので、意識した方がいいことありますかとアドバイスをもらおうと思った。そしたら『神セブン、おめでとう』と返事が返ってきました。気にしてくれて、凄く嬉しかった」と語った。

その後ろで姉の回答を真面目な面持ちで聞いている小麟の姿が印象的だった。

小麟は16期生だが、「レッツゴー研究生!」公演ではフレッシュでキュートなパフォーマンスを披露。さらに4月に開始された牧野アンナ先生プロデュースによる「ヤバイよ！ついて来れんのか？！」公演ではハードでクールかつコミカルなダンスを披露している。

今回、小麟にとっては初となる「RESET」公演ではAKB48史上初の姉妹での同じチームKに所属し、同じステージで共演することになった。

これからも武藤姉妹2人のパフォーマンスに注目だ。