高橋洋子「審査員というよりも母心で聞いてました」
国内AKB48グループのメンバーが、“歌唱力No.1”の座をかけて歌声を披露する「AKB48グループ歌唱力No.1決定戦」。第3回の決勝大会が2020年12月1日（火）にTBS赤坂ACTシアターで行われた。AKB48国内6グループ所属のメンバーの中から立候補した134名による予選を開催し、決勝進出した19人が集まった。
第２組に登場して映画「アナと雪の女王」より『生まれてはじめて』を明るく元気に披露したのがNGT48の三村妃乃。歌い終えると矢野は「めちゃくちゃ緊張しました。でも凄く楽しかったです！」と語っていた。また審査員の井上ヨシマサ氏は「三村さんは、気持ちチャンピオンですね。良かったです」と評価すると、三村も「ありがとうございます！」と御礼。
応援に駆け付けていたNGT48の山田野絵が「三村妃乃ちゃんの歌声に凄く引き込まれました！自分もこれから戴冠式だと思って洋服を確認しちゃうような気分で、皆さんと音楽を楽しむことが一番出来ていたと思います！NGT48の未来は明るいなと思います」とコメントしていた。
そして第2組を1位通過でファイナリストに選ばれた三村は「本当に嬉しいです。嬉し過ぎて涙も出てこないです。ミュージカルで難しい楽曲でした。昔から大好きな曲でした。次の曲も精一杯、皆さんにお届けできるように頑張ります！」とコメント。また応援席の山田野絵から「妃乃ちゃんの歌ている顔が大好きなので、また見られると思うと本当に嬉しいです！審査員の皆さん、大好きです！」と語ると会場からも大きな拍手が起きていた。
ファイナルでは三村は2番目に審査員席に本人が座っている目の前で高橋洋子の『残酷な天使のテーゼ』を熱唱。歌唱前に三村は「去年から、歌うんじゃないかなと思っていました。運命を感じます」と匂わせて、曲名が発表されると審査員席もざわついた。そして高橋洋子の目の前でも怯むことなく堂々とパフォーマンス。
歌い終えるとMCから「まさか高橋さんの目の前で歌う日が来るとは！」と振られると、三村は「いやぁ、本当に失礼なんじゃないかなと思っていました。候補曲を書いて出した時に、高橋洋子さんが審査員にいると聞いて"え？！！"って思いました（笑）でも"せっかくだから歌いなよ"ということで、ご本人様の前で歌わせて頂きました」と語ると会場からも大きな拍手が起きた。
高橋洋子は「素晴らしかったです！本人を目の前にして、緊張したと思うんですよ（笑）この曲は25年前から歌っていますが、とにかく難しいです。歌っていてもパーフェクトだと思ったことは一度もありません。歌った人しかわからない難しさがありますよね。この難しい曲を選んだということで勇気があると思います。審査員というよりも母心で聞いてました。でもとても伝わってきました」と評価すると、三村も「嬉しいです！」とにっこり。
