2018年4月1日、さいたまスーパーアリーナにて約2年ぶりとなる『AKB48単独コンサート~ジャーバージャって何?~』が行われた。コンサートは昼の部と夜の部と2部あった。
昼の部の一発目は、ステージ上の大きなスクリーンに、AKB48劇場支配人である細井孝宏氏のツイッターの表示から始まった。
『元兼任メンバーも参加します』のつぶやきに支配人のSNSが大炎上
そして大画面のスクリーンに動画が流れた。
『元兼任メンバーも参加します』のつぶやきを火種に、ファンからの厳しいコメントが相次いで届き、支配人のSNSが大炎上したことを伝えていた。
動画では「どうすればファンの気持ちが理解できるのか」といった支配人の苦労を表現。
スクリーンには「世のため、人のため、ファンのため」と書かれたノートが表示。
5人で「炎上路線」
動画の後にOvertureが流れ、「AKB48単独コンサート、一曲目はこれだ!」のアナウンス。
すると、兼任メンバーの宮脇咲良(HKT48)、矢吹奈子(HKT48)、北川綾巴(SKE48)、白間美瑠(NMB48)、渋谷凪咲(NMB48)の5人が登場し、「炎上路線」を熱唱。
いろいろと思うこともあったファンも多かったが、兼任していたメンバーが5人が登場し「炎上路線」を披露する姿に、会場は一切炎上していなかった。
むしろ、この演出と兼任メンバーのパフォーマンスに会場は冒頭からヒートアップしていた。
そして5人が「炎上路線」を歌い終えると、大画面のスクリーンには「兼任メンバーも大切なAKB48のメンバーです」の表示に、会場からは大きな温かい拍手と「お疲れ様」といった声援がおきていた。
「兼任しているメンバーも大切なAKB48のメンバーです」
MCでは、横山由依総監督から「オープニングから、みなさんを驚かせてしまったと思います」とコメントすると、宮脇は「歌っている私たちもびっくり。まさか炎上路線が一曲目とは思わなかった」
白間が「細川さんも大変ですね・・」というと、周囲のメンバーからも「え?誰?」との突っ込み。会場からも笑いが起きた(「細川さん」でなくて、「細井さん」が正しいため)。横山から白間に「みるるん、兼任終わるまでに、名前覚えてくださいね!」と笑いながらコメントする場面も見られた。
そして、横山からも「兼任しているメンバーも大切なAKB48のメンバーです」とのコメントもあった。
他にも昼の部では兼任メンバーだけで「MARIA」(矢吹、北川、渋谷)を披露。夜の部では「炎上路線」の披露はなかった。
今回のコンサートをもって、姉妹グループからの兼任が解除されるメンバーに、横山由依総監督から感謝と労いの言葉がおくられる場面もあった。
白間は「兼任をしてたくさんのお姉ちゃんができました。沢山甘えて沢山勉強させてもらいました」と振り返っていた。
今回のコンサートには参加していなかったがHKT48の朝永美桜、兒玉遥も兼任解除される。