第15回山本周五郎賞を受賞した、吉田修一の小説『パレード』を舞台化した作品。2012年に初めて舞台化された本作を、今回、新たな演出で2022年版として上演。脚本・演出は処女作「居酒屋のゆうれい」で北の戯曲賞受賞以降、「ここでいいです」で佐藤佐吉演劇賞2013優秀脚本賞、「日本語私辞典」で若手演出家コンクール最優秀賞など数々の受賞歴がある、現代演劇を得意とする平塚直隆が務める。
物語の舞台は、5人の若者たちがルームシェアをする2LDKのマンション。彼らの共同生活の経過や、そこから生じたひずみの結末が、良介、琴美、未来、サトル、直輝の5人それぞれの視点からなる全5章の物語で描かれる。
その中でも注目のキャストの1人が大垣内琴美役を演じているSTU48の石田千穂。
48グループ以外での舞台出演が初となる石田は「『パレード』は作品の中で、自分の秘密を周りの人には知れていないと思っていても実は知っているという、実際に身の回りでも起こりうる出来事が沢山出てきます。センターステージということもありお客様はどの方向からも観ていただくことができるので、よりリアルに伝わるのではないかなと楽しみです。演技演技しすぎず、実際にいそうな元気な女の子「大垣内琴美」になれたらなと思います!48グループ外の舞台は初めてで、とても緊張していますが『パレード』の世界を伝えられるよう精一杯頑張ります!よろしくお願いします!」と意気込みを語っていた。
【公演概要】
舞台『パレード』
原作:吉田修一『パレード』(幻冬舎文庫)
脚本・演出:平塚直隆
出演:
松本慎也(スタジオライフ)
矢島舞美
曽田陵介
眞嶋秀斗
石田千穂(STU48)
〈語り〉石川 藍
日程:2022年7月16日(土)~24日(日)
会場:新国立劇場 小劇場
アフタートーク:
☆7/18(月・祝)17:30の回 終演後
登壇者(予定、敬称略):松本慎也、矢島舞美、曽田陵介、眞嶋秀斗、石田千穂、石川藍
☆7/20(水)19:00の回 終演後
登壇者(予定、敬称略):松本慎也、矢島舞美、曽田陵介、眞嶋秀斗、石田千穂、石川藍