警察庁「ストップ・オレオレ詐欺47〜家族の絆作戦~」プロジェクトチーム(略称:SOS47)は、全国で被害が相次ぐオレオレ詐欺等の特殊詐欺に関する知識や被害防止策を分かりやすく伝え、特殊詐欺被害を防止するため、2018年より、全国47都道府県警察と共に広報啓発活動を行っている。
2022年10月27~28日には『学生と考える「特殊詐欺対策と健康」特別教室 in 山形~家族にメール大作戦!~』が山形県内の学校で開催された。
AKB48チーム8北海道代表の坂口渚沙、17期研究生で北海道出身の水島美結らが山形県各地域の中学校・高校を訪問。学生と特殊詐欺対策について意見交換等を実施した。
坂口「子や孫からの呼び掛けが一番効果的です」
坂口渚沙は、「電話でお金の話は絶対に詐欺です。おじいちゃん、おばあちゃんがもし家に怪しい電話があった、電話に出たと言っていたら、それは詐欺だと教えてあげてください。どんな啓発よりも、子供や孫からの呼び掛けが一番効果的です」と、家族の呼び掛けの大切さについて訴えた。
水島「特殊詐欺は一度加担してしまうと抜け出せません」
水島美結は、特殊詐欺の犯人の特徴について問われると、「特殊詐欺の犯人は、大人が指示役となってチームとして動いています。そして、指示を受けて行動する側には若い世代が使われることも多いです。若い世代の多くはSNSの高額バイトというメッセージに釣られて、受け子・出し子になってしまうケースが多く、捕まった犯人の約2割は若い世代です。特殊詐欺は一度加担してしまうと抜け出すことはできません。たとえどんなにお金が簡単に手に入ると書いてあっても、それは詐欺ですので、絶対に興味を持たないでください!」と、注意喚起した。