AKB48の姉妹グループで新潟を拠点とするNGT48 は2018年9月15日(土)に、NGT48の4thシングル「世界の人へ」発売記念リリースイベント『新章 NGT48 宣言!! ~世界の人よ、共に歌おう~』を、日本武道館にて実施した。
日本武道館でのリリース記念イベントは、まずは、ライブイベントからスタート。加藤美南が「武道館にやってきましたー!」と挨拶し、オープニング曲として1期生の全員曲「ナニカガイル」をパフォーマンス。
その後、チームNIIIとチームGに分かれてそれぞれが現在の劇場公演曲を披露してチームをアピールし、幕開けから会場を盛り上げた。
ライブでは、新キャプテンの加藤をチームメンバーが全力でサポートするコミカルなMVでも話題のチーム NIII 楽曲「心に太陽」、一転してシリアスなダンスと内容のチーム G楽曲「カーテンの柄」など、4thシングルに収録されているカップリングが、続けてステージで初披露。
ライブ終盤には1stから3rdまでのシングルがメドレー形式でパフォーマンスされ、そしていよいよ、最新シングルの表題曲「世界の人へ」が初披露に。日本武道館を飛び出して世界の人にまで向けて歌声を届けようと、メンバーたちも渾身のパフォーマンスを見せた。
ステージでは、チームNIIIとチームGが対決するゲームコーナーも実施。「にいがったフレンド!」で共演しているロッチの2人が司会進行を務め、メンバーのバラエティ能力をさらに高めようと、時間制限内に正解しないと風船が割れてしまうジェスチャーゲームなどのゲームを行った。向こう1カ月間優先的にロケに参加できる権利を獲得しようとメンバーが奮闘し、いつも街ブラロケとは違う盛り上がりを見せ、最終的にはチームNIIIが勝利をおさめた(この模様は、今後「にいがったフレンド!」で放送される予定)。
「長野県に向けても頑張っていきたい」
イベント終了後には、メンバー全員が登場して囲み取材を行った。その中で、今回の「世界の人へ」で選抜入りを果たしたメンバーにそれぞれ「今回の選抜入りに対する意気込みを語って欲しい」と質問が飛んだ。その中で西村菜那子は以下のようにコメント。
「今回、16人選抜に入ることができて、本当に嬉しいです!今回のリリースイベントでの唯一の心残りと言えば・・・」と語ると周辺のスタッフもざわついた。
西村は続けて「『にいがったフレンド!』の放送地域が増えたんですが、私の地元の長野県が入ってない」とまで語ると、囲みに来ていた記者やメンバーからも笑いが起きた。
現在、新潟と富山で放送されている NGT48冠レギュラー番組「NGT48のにいがったフレンド!」が、この秋から青森県のATV青森テレビ(ATV)、山形県のテレビュー山形(TUY)、埼玉県のテレビ埼玉(テレ玉)でも放送されることが発表された。各県とも出身メンバーがいることもあり(青森県出身は3名、山形県出身は1名、埼玉県出身3名)、メンバーたちは、ロッチの2人とともに、放送エリア拡大を喜び合っていた。それを踏まえての西村のコメントだった。
その後、西村は「長野県のメンバーも新規で入りましたので、長野県に向けても頑張っていきたいなと思っています!よろしくお願いします!」と続けた。
西村は6月に開催されたAKB48グループの世界選抜総選挙で43位にランクイン。駅伝を愛し、ピンで駅伝の番組に出演するほどの駅伝マニアでもお馴染みの西村。トークも安定しており、グループやメンバーなど全体のことを考え、MCを仕切れるしっかり者でスタッフからの信頼も厚い。水着のソログラビアでグラマラスでアンニュイな魅力も見せつけた。
セットリスト
M0.OVERTURE
M1.ナニカガイル
M2.やさしさに甘えられない
M3.逆上がり
M4.MaXとき315号
M5.Soft Serve
M6.泣きべそかくまで
M7.心に太陽
M8.カーテンの柄
M9.今日は負けでもいい
M10.青春時計
M11.世界はどこまで青空なのか?
M12.春はどこまで来るのか?
M13.世界の人へ