10周年お祝いに多くのファンがかけつけ
2024年4月20日(土)に東京・大塚Welcome Backにてシンガーソングライターの長久玲奈のデビュー10周年記念イベント「Beyond The Limits Vol.1」が開催された。ゲストには元AKB48チーム8時代の同期の中野郁海と佐藤栞が出演。バンドメンバーをバックにライブパフォーマンスで、昼の部と夜の部で開催。本レポートは夜の部をお届け。
2014年4月3日にAKB48チーム8としてデビューした長久玲奈、中野郁海、佐藤栞の3人が登場。10周年のお祝いに多くのエイターで会場を埋め尽くした。
最初に長久玲奈がソロで生バンドをバックに「君がいるから」、「弾き語り」で会場を多いに盛り上げていた。その後、佐藤栞が登場して2人で佐藤栞が謡いたかったという「Catch the Moment」を披露。「いつかはバンドをバックに歌いたいと思っていたので、叶って嬉しいです!私が大好きなアニメの楽曲です!」とコメント。
中野郁海「私がライブするときはゲストで出演してください!」
続けて中野郁海が登場して、長久玲奈と2人で「異邦人」を披露。卒業してからは舞台を中心に女優として活躍している中野は稽古の合間を縫ってライブに参加。「卒業してから、こうやってライブに参加することは、OGとしてエイトコンサートに出たくらいです。このような生バンドをバックにライブするのも初めてです!久玲奈が呼んでくれなかったら、こんな機会はありませんでした。久玲奈のおかげです!生バンドをバックに歌う楽しさを感じました!いつか自分でもやりたいので、その時はゲストで出演してください!」と挨拶すると会場からも大きな拍手。
また中野は「エイト時代も久玲奈がギターを披露するユニットで歌唱していましたが、私はいつもダンスメンバーで踊ってばかりだったので、一緒に歌唱することもなかったんです」と振り返っていた。そして2人で中野郁海が「長久玲奈の歌声で聞きたいと思って選びました」と選曲理由を伝えてから「異邦人」を熱唱。
3人のMCではこの日の会場で提供していた3人が考えたカクテルの名前についてトーク。中野が名付けたのが「いくみんスペシャル」で、佐藤栞が「しおりんパンチ」と紹介すると、佐藤栞が「同じチームで育ったなというのがわかりますね(笑)発想が同じですよね!」とにっこり。会場からも大きな拍手。長久玲奈は「長家のういうい」と名付けて「10年経っても初々しさを忘れないために”ういうい”と名付けました」と紹介。
くれにゃんワールド全開「当時は地に足ついてなかった」
「くれにゃん、落ち着いて大人になったよね。チーム8の頃はもっとふわふわしていたよね!」と佐藤栞が語ると、長久玲奈は「自分でもAKBINGOの過去の映像とか見るとヤバイなって思いました(笑)」と語ると、「自分でも思うんだ!」と2人が爆笑。また中野が「当時の久玲奈って、地に足ついている感じがなかったから、いつも2-3ミリ浮いているのかなって思っていたよ」と語ると、長久玲奈も「確かに、地上にいなかったかもしれない。。。ようやく地上に降り立ったね!だから、日本語がずれてんだよ」とくれにゃんワールド全開のトークを披露。会場も爆笑していた。
さらに3人でよくカラオケで歌うという「丸の内サディスティック」を会場の多くのファンの前で披露。謡い終えてからのトークでは「10周年で同窓会しているみたいだよね!運動会とか頑張っていたよね、私たち!懐かしいよね!」と振り返りトーク。「ネ神」で行ったグアム旅行の話題で盛り上がっていた。どこまで企画で進んだかのトークで、中野郁海は「私は忘れません!ナマコが触れなくて、ナマコの囲まれて海の中で泣き叫んで、終わりました」と振り返ると会場からも大爆笑。長久玲奈は「私は飛行機の中のテストで落ちましたよ!しかも最下位です!もうただの旅行でしたよ」とコメントすると佐藤栞は「あれは、早く終わった方が実は旅行を楽しめて良かったよね!」と振り返っていた。
47街にヒートアップ。佐藤栞のメイド服に更に盛り上がり
またチーム8の初期の頃の話題になると、中野が「エイトって家族以上の存在でしたね。あの頃は家族よりもずっと一緒に長くいましたよね。1年目の夏休みなんて、3日に1回近くのコンビニか洗濯にしか外出していなかったよね」と語っていた。佐藤栞が「みんな1か月以上滞在するから、キャリーケースも海外旅行みたいでしたよね。ホテルも4人部屋とかでしたね」と懐かしんでいた。「周年コンサートも思い出がいっぱいですよね。沖縄は体調不良のメンバーも続出していたよね」と長久玲奈が思いだすと、中野が「沖縄といえば、卒業発表の阿鼻叫喚も思い出ですね。私たちも強くなりましたよね。もう今じゃ、ちょっとやそっとじゃ泣かないですからね」とにっこり。佐藤栞が「卒業してからもこうやってみんなで一緒に仕事をしたり集まったりできるのはとても良いですよね」とコメント。
続いて「47街」を披露すると会場も久しぶりのガチ恋口上ではでは「3人でお願いします」と長久玲奈のリクエストで最高潮に盛り上がっていた。都道府県のところでは3人で順番に都道府県を言っていき、途中で止まってしまった人が負けで罰ゲーム。佐藤栞が負けて、罰ゲームのメイド姿のコスプレに変身。
MCで中野は「久玲奈と栞のファンの皆さんとても優しいですね!自分のファンは家族ですが、2人のファンの皆さんは親戚みたいですね!もうアイドル卒業して5年です」とにっこり。長久玲奈が「こうやって10年経っても、まだ会いに来てくれるのはとても嬉しいですね!私たちも大人になりましたね」とコメント。
佐藤栞のコスプレ姿に会場のファンも歓喜。会場からの大きな声援に佐藤栞は「私、今年は27歳になるんですよ!昔、ライブでメイドのコスプレをしたのを思い出しました」と照れながら語っていた。
長久玲奈が今でも心がざわつく思い出の「10年桜」
その後、チーム8のメンバーにとって思い出深い「10年桜」を披露して3人のダンスとエモい楽曲に会場も多いに盛り上がっていた。長久玲奈は「私はレッスンの時に追い出されて、怒られて、今でもイントロを聞くだけで心がざわつきます。。。この曲といえば郁海ですよね」とコメント。中野郁海は「今、この歌を歌うことに意味がありますよね」と語っていた。
また思い出のMVについて「あまのじゃくバッタは久玲奈のイメージがあるよ」と中野が語ると、長久玲奈が「ダンス踊れなくて大変だったよ!」とコメント。また「制服の羽根の撮影の時は、1時間しか寝られなかったよね」と振り返っていた。
長久玲奈が「卒業前にAIKABUのイベントで発表した楽曲です。当時の感情を表現した楽曲です」と紹介して3人で「道」をバンドをバックにクールに披露。
最後に3人で「GIVE ME FIVE!」を長久玲奈のギターでめん元気にパフォーマンスすると会場は再びヒートアップ。最後の最後まで多いに盛り上がっていた。最後に中野は「こうやってバンドをバックにライブすることがないのでとても楽しかったです。私ももっと歌を頑張って生バンドライブをしたいと思いました!」とコメント。佐藤栞は「今日はとても良い機会を頂けて本当に感謝しています。懐かしい曲、懐かしいメンツで10年前に戻った気持ちでした!まさかメイド服をまた着るとは思っていませんでした」と挨拶。長久玲奈は「3人はプライベートでも仲良しです!またイベントに出てください!素敵な時間を皆さんと一緒に過ごせて幸せでした!」と挨拶して幕を閉じた。
セットリスト(夜の部)
1. 君がいるから(長久玲奈)
2. 弾き語り(長久玲奈)
3. Catch the Moment (長久玲奈・佐藤栞)
4. 異邦人 (長久玲奈・中野郁海)
5.丸の内サディスティック (長久玲奈・中野郁海・佐藤栞)
6. 47の素敵な街へ (長久玲奈・中野郁海・佐藤栞)
7. 10年桜 (長久玲奈・中野郁海・佐藤栞)
8. 道 (長久玲奈・中野郁海・佐藤栞)
9. GIVE ME FIVE! (長久玲奈・中野郁海・佐藤栞)