バンコクを拠点として活動するBNK48の支配人かつキャプテンであるCherprang(チャープラン)の卒業コンサート「『𝑫𝑬𝑷𝑨𝑹𝑻’𝑪𝑯𝑬𝑹』– Cherprang BNK48’s Graduation Concert –」が、10月29日、バンコク市内のイベントホール・Thunder Domeにて開催された。
チャープランは2017年にBNK48の1期生として加入、グループのキャプテンを務めてきた。2018年6月に行われた「AKB48 53rdシングル 世界選抜総選挙」では、AKB48をはじめとする339名のメンバーが立候補する中、39位にランクインした実績を持っている。
また2022年12月にはBNK48の支配人に就任するなど、結成当初から常にグループを牽引し、BNK48を象徴するメンバーとして活動してきた。
コンサートは、チャープランと43名のBNK48のメンバー、またチェンマイを拠点に活動する姉妹グループのCGM48の7名のほか、多くのゲストが駆けつけた。
冒頭で卒業した1期生のMusic(ミュージック)、Mobile(モバイル)、 Pun(パン)、 Jennis(ジェニス)、 Tarwaan(ターワーン)、 Pupe(プーぺ)も加わり、1曲目「Hajimete no Hoshi(初めての星)」から最高潮の熱気でスタート。
デュエット曲「Oshibe to Meshibe to Yoru no Chouchou(おしべとめしべと夜の蝶々)」では、上海からAKB48 Team SHnの毛唯嘉(マオ・ウェイジャ)がサプライズで出演する場面も。さらに、チャープランと親交の深い、元AKB48の岡田奈々、元NMB48の山本彩ビデオメッセージが寄せられた。
岡田奈々は「チャープランは長い間BNK48というグループを支えてくれて、それだけでなくて、48グループ全体を盛り上げてくれた素晴らしいアイドルだったと思います」とコメント。
山本彩からは「嬉しいこと、つらいこと、たくさんあったかなと思うんですが、全部今のチャープランにつながっていると思います。これからもいろんな活動をされていくと思いますが、立ち止まった時は、ファンのみなさんや身近にいる大切な人たちの声を聞きながらそして自分自身のことを大事にして、これからも活動を頑張ってほしいなと思います。またチャープランに会える日を私も楽しみに、頑張ります」とエールが送られた。
アンコールの5曲目でチャープランは、白を貴重としたドレスで登場。卒業シングルの「สัญญานะ」(発音:サンヤーナ 意味:約束ね)を歌い上げました。チャープランは「今まで、たくさん応援してくれて本当にありがとうございます。これから、BNK48のメンバーとしては活動をしませんが、まだ支配人としてここにいて、後輩たちを見ていきます。BNK48のことをよろしくお願いします!」とスピーチ。
チャープランより一足先に卒業し、久しぶりに公の場を共にした1期生たちは「私達1期生がもう一回ステージに登場できて、『言い訳Maybe』や『ジワるDAYS』などの曲を一緒にパフォーマンスさせてくれて、ありがとう」と感謝の気持ちを伝えた。残りの2期生以下の後輩メンバーは「チャープランさん大好き!」と、偉大な先輩の卒業を祝った。
またコンサート終盤では今後のBNK48の活動についてサプライズ発表が行われました。15枚目シングル「希望的リフレイン」の選抜メンバーの発表、またBNK485期生メンバー募集がアナウンスされました。さらに、JKT48のFANI(フェニ)、MNL48のCOLE(コール)がステージに登場、BNK48 FAME(フェム)、そしてSKE48 HINA(青海ひな乃)の4名が、AKB48グループ史上初のグローバルユニット「Quadlips」を結成することが発表された。
アンコールの最後はBNK48のヒット曲「Heavy Rotation」。BNK48とCGM48の全てのメンバーによる、明るくはじけるパフォーマンスで締めくくった。