世界的名作『青い鳥』にチーム8の歌姫とダンス女王が挑戦
2019年8月2日(金)から8月4日(日)まで、東京・新宿の全労済ホール/スペース・ゼロにてミュージカル『青い鳥』2019が上演される。AKB48チーム8青森県代表の横山結衣とチーム8神奈川県代表の小田えりなが出演している。8月1日に舞台稽古とゲネプロが開催された。
誰もが知っているメーテルリンクの世界的名作童話『青い鳥』をミュージカルで披露。横山結衣は「猫のチレット」役で出演。小田えりなは「光の妖精」役で出演。
小田えりなは「AKB48グループ歌唱力No.1決定戦ファイナリストLIVE」に出演するなど、48グループを代表する歌姫として歌唱力が定評。
また横山結衣はグループやメンバーのダンスの振付を行ったりハードなダンスナンバーの「蜂の巣ダンス」でセンターを務めるなどダンスパフォーマンスには定評。今回のミュージカルは48グループの歌姫とダンス女王の2人が出演していることでも注目が高い。
神々しく母性溢れる「光の妖精」小田えりな
小田えりなが演じる「光の妖精」では、小田の柔和で優しさ溢れる女神のような微笑みが印象的だ。チルチルとミチルを見つめる瞳には神々しさすら感じる。真剣な表情と母性溢れる微笑みで会場を魅了。
美しく透き通る圧巻の歌声で、ミュージカルとして小田えりなの本領を発揮する歌唱力は言うまでもなく見どころ。さらに「光の妖精」の衣装にも注目。
様々な表情で会場を魅了「猫のチレット」横山結衣
初めてミュージカルに挑戦する横山結衣が演じる「猫のチレット」は猫になりきった可愛いらしい仕草、天真爛漫でいたずらっぽい表情や悪だくみを見せる目つき、猫っぽくしなやかながらもダイナミックなダンスパフォーマンスが見どころ。
いつもの元気な横山結衣らしい役柄だが、アイドルの横山結衣とは違った様々な表情や猫っぽい可愛らしい仕草を見ることができる。
また横山が演じる「猫のチレット」はステージのストーリー展開においても重要な役。横山結衣の響き渡る美しい歌声と猫のような可愛らしい声のギャップで観客を魅了。ゲネプロ後の舞台稽古でも一生懸命に舞台で稽古を積み重ねる横山の姿が印象的だった。
また今回のミュージカルでは子どもたちの演者も多く、子どもたちと2人の絡むシーンも注目。
「とても大変な稽古でした」
ミュージカル『青い鳥』のスタッフは小田と横山の舞台裏での様子について「ふだんはやらないような発声練習などを熱心に行っていました。凄く一生懸命に役に入り切る努力をしていました。チルチルとミチルが3パターンあるので、3パターンの稽古をしないといけなかったので、とても大変な稽古とレッスンでした。それでも、厳しいレッスンでも2人とも楽しんでやっているように見えました」と語っていた。
小田えりなについては「神々しい役柄で、あのようなドレスを着ることはめったにないので、ドレスの捌きなど小田が演じる『光の妖精』の所作にも注目して観てください。また小田は崇高な感じを出す役作りも一生懸命やっていました」と語っていた。
横山結衣については「横山さんの天性の小悪魔的なキャラを活かしていました。横山結衣さんにぴったしの役柄だと思います」と語っていた。
ミュージカル『青い鳥』は8月4日まで。3日間で終わってしまうのは勿体ないくらい見どころの多いミュージカルだ。