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AKB48チーム8本田仁美、54thシングル『NO WAY MAN』MV公開「自分がかっこ良く見えました」

2018年11月28日(水)に発売されるAKB48の54thシングル「NO WAY MAN」ミュージックビデオが公開された。

 

本楽曲は9月24日に発表となった選抜メンバー23名による楽曲。同時に発表となった宮脇咲良(センター)、矢吹奈子、本田仁美の3名は10月29日に韓国デビューを飾る「IZ*ONE(アイズワン)」専任となり、48グループとしての活動を2年6ヶ月休止となる。そのため、本作は「IZ*ONE専任前ラストシングル」となる。

 

アイドルの可愛らしさを表現するMVとは一線を画す、AKB48史上最高難度を更新したダンス曲「NO WAY MAN」のMVが仕上がった。

 

「そのダンス、凶暴につき」AKB48史上最高難度更新!

全身全霊のAKB48魂にイントロから引き摺りこまれるアイドルの定義を覆す傑作MVとなった。

 

最高難度のダンスから起因するメンバーの表情、目つきは獲物を狙うかのごとく凶暴な目。

 

9月某日。集められた選抜メンバーは翌日に控えた「NO WAY MAN」ミュージック・ビデオ撮影のための振り入れを行うが、その振付の難しさに悪戦苦闘。全身を烈しく使う今回の振付による筋肉痛を伴い、満身創痍でMV撮影に挑んだ。ダンスシーンは同じシーンでも何度もカメラの位置を変え、多様なバリエーションの撮影を積み上げていった。

 

そのようにして完成された「NO WAY MAN」MV。

 

まさに全身全霊AKB48魂を捧げたダンスシーンは、マルチ画面で視覚的にも多角的にもその振付の烈しさを表し、且つ絶妙なカット割りによって画面からメンバーが飛び出して来るかの如き映像に仕上がった。

 

イメージシーンでのごく僅かな微笑みを除けば、アイドルらしい可憐な立ち振舞、笑顔は無く鬼気迫るメンバーの表情、そして極端に少ないリップシーン、見て取れるのは「AKB48史上最高難度を更新したダンス」だ。

 

持ち得るアイドル要素をかなぐり捨て、髪を振り乱し、個の表現を廃しAKB48という塊の底力が溢れたアイドルの定義を覆す傑作MVとなっている。

 

Dメロ歌詞の「レッドオーシャンなんてきっと面白くないだろう?ブルーオーシャンこそがこれから目指す場所」はまさにAKB48の新境地を示している。「レッドオーシャン」とは経営用語で、すでに確立された市場の中でも、特に激しい競争が繰り広げられている既存市場のこと、「ブルーオーシャン」とは競争相手のいない未開拓の市場のこと。

 

現代社会に投げかける「不撓不屈」の精神があらわれた非常にメッセージ性の強い楽曲であり、「IZ*ONE専任前ラストシングル」として2年6ヶ月もの間、48グループとして活動休止となる宮脇・矢吹・本田に向けられた「はなむけ」の言葉だ。

 

韓国でも大人気の本田仁美「これからもっと成長できたら」

今回の新曲で初選抜に抜擢され、「IZ*ONE」のメンバーとなったAKB48チーム8の本田仁美。ダイナミックなダンスとキュートな愛らしい笑顔が韓国でも大人気だ。

 

本田は以下のようなコメントを寄せている。

 

「初選抜ということで、MVの完成が楽しみでしたが、私が選抜メンバーで、しかもセンターポジションの隣に居るということが不思議な感覚でした。

 

AKB48に入る前から、選抜メンバーをテレビで観ていましたが、そんなたくさんの先輩方と居るときは緊張感が違いましたし、私もこれから先、AKB48としてもっと活躍したいと思えたMV撮影でした」

 

本田仁美「撮影では初めて首が痙攣」

さらに本田は「自分で言うのも何ですが、すごく自分がかっこ良く見えました。

世界観も無機質な感じというか、今までのAKB48のMVとは違った感じで、リップシーンがいい意味で極端に少なく、ダンス多めなMVです。

 

私はダンスがすごく好きなので、そういった一面を、本田仁美を今まで知らなかった方々に知っていただける良い機会だと思いますし、『この子ダンス上手だなぁ』と思っていただけたら本当に嬉しいです。

 

撮影では初めて首が痙攣しました(笑)。

ダンスが激しく体力的にも厳しい撮影だったのですが、選抜メンバーとして、フロントメンバーとして恥ずかしくないように自分のできる一生懸命の力を出し切ったつもりです。

 

カッコイイ曲の表情作りは苦手だったのですが、この曲では『今までよりかは良かったんじゃないかな?』と思いましたし、でも『まだまだ』と思う気持ちにも気づかされたので、これからもっと成長できたらと思います」と意気込みとMVの思い出を語った。

 

「IZ*ONE」に専任となる本田仁美。12歳でチーム8に加入した本田は大きく成長し、今では日本だけでなく韓国でも活躍し人気がある。2年半後にAKB48に戻ってくるときは更なる成長が期待されている。