· 

「せんとくん」キャラだけでない、AKB48鈴木くるみの魅力

2018年9月3日にAKB48公式YouTubeチャンネルの16期チャンネルで、『鈴木くるみ「知られざる苦悩とせんとくんへの道」』という動画が公開された。16期生でチームAの鈴木くるみが、他の16期生と一緒に登場。

 

YouTubeの動画紹介文にも「最近、メンバーやファンの方々の間で定着しつつある鈴木くるみのせんとくんキャラ。その彼女の苦悩と決意を題材にしたシュールな動画となっております笑 ノリツッコミも様になってきました!せんとくんへの道を一歩一歩着実に歩む彼女に是非ご注目ください!」と書かれていた。

 

劇場公演出演、2018年上半期1位!

鈴木くるみは、「AKBINGO!」(日テレ系)に出演した際に、司会の村本大輔(ウーマンラッシュアワー)から「せんとくん」と番組の中で突っ込まれたシーンが放送されてから、AKB48ファンの間で有名になった。

 

「せんとくん」の印象が強く、そのキャラに近づこうと奮闘する鈴木の姿を描いたコミカルな動画もYouTubeにアップされているが、鈴木くるみの魅力は「せんとくん」キャラだけではない。

 

鈴木は2018年上半期の劇場公演の出演回数でもAKB48でもナンバー1だ。2018年7月まで行われていた16期研究生時代の「レッツゴー研究生!」公演、2018年5月に開始された柏木由紀プロデュース「アイドル修業中♡」公演、2018年6月からは岡部チームA「目撃者」公演と立て続けに出演している。

 

かわいい楽曲から大人っぽい楽曲まで

チームAの「目撃者」公演では、最年少メンバーとして出演。この公演が最初に演じられていたのが2010年頃。

 

囲み取材で当時のことを聞かれた鈴木は「当時、目撃者公演は知らなかった。テレビの前でAKB48の曲に合わせて踊っていた。その時に入りたいと思っていた。今、こうして劇場公演に出られて嬉しい」とコメント。さらに「大人っぽい曲は16期公演などでやったことがなかった。元気な曲が多かった。大人っぽい曲を演じるにあたって、映像倉庫を10回くらい見て勉強した」と語っていた。

 

AKB48を代表する先輩メンバーと共演しているチームA公演でも、若いながらも豊かな表現力と元気なパフォーマンスで、先輩メンバーに全く引けを取らない。かわいい楽曲から大人っぽい楽曲まで、鈴木らしいパフォーマンスで会場のファンを魅了している。

 

ステージでの存在感

劇場公演だけでなく、TIF2018(TOKYO IDOL FESTIVAL 2018)や総選挙前コンサート、AKB単独コンサートなどのイベントやライブでも、ステージでの存在感がある。

 

2018年8月に開催されたTIF2018では、フレッシュ選抜メンバーとして出演。「ヘビーローテーション」を披露する際にステージでマイクが倒れるハプニングがあったが、焦る様子を見せることなく堂々とパフォーマンスをしていたのが印象的だった。

 

総選挙前に行われた「アイドル修行中♡」公演の初日ゲネ後の囲み取材で、鈴木は「総選挙で少しでも自分の名前が広がるようになりたい。去年の総選挙で名前を知って下さった方がいた。今年はランクインを目指すけど、顔と名前が一致するように知名度を上げたい」 と語っていた。

 

予想もせずに「せんとくん」で知名度を上げた鈴木だが、劇場公演やライブでのパフォーマンスこそ注目だ。