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もうすぐ卒業「セカシモ」の愛称で人気、AKB48チーム8下青木香鈴

2018年5月29日、AKB48劇場で開催された「会いたかった」公演で、AKB48チーム8 下青木香鈴(鹿児島)が卒業発表をした。卒業公演は6月23日。また一人、チーム8の実力派メンバーが卒業していく。

 

「もっと勉強して、新しいことにチャレンジしたい

下青木は卒業について以下のようにコメントを寄せていた。

 

「この4年間、たくさんの人と出会い、たくさんのことを経験させてもらいました。これから進む道を考えていくうちに、もっと色々なことを学んで、もっと勉強して、新しいことにチャレンジしたいという気持ちが強くなりました。

 

これからは、学業に専念し、新たな道を自分で切り開いていくために、チーム8から卒業することを決意しました。

 

大好きなメンバー、スタッフさん、何より大切なファンの皆さんに支えてもらって活動してきました。

 

みんなと別の道を進むのは寂しいし、不安もあります。でも、自分で決めた道、これから一生懸命がんばっていきたいと思います。

 

卒業時期はまだ未定ですが、最後まで応援よろしくお願いします」

 

ファンに大人気のSHOWROOM

下青木は「世界の下青木」(通称:「セカシモ」)の愛称としてファンの間で有名だ。特に下青木のSHOWROOM配信は面白いとファンの間でも評判で大人気だ。

 

下青木の一般人目線での歯に衣着せぬSHOWROOMのトークは面白い。ライブや劇場公演でのアイドル下青木とは違う「素の姿」が見られる。そのギャップと率直なトークが多くのファンを魅了してきた。

 

チーム8の活動や学校でのことなどファンからの質問に、自分の想いや感想を、飾ることなくストレートに語っている下青木のSHOWROOMは見ていて爽快で飽きることがない。またカラオケ配信などもファンには大人気だった。

 

特に最後に披露するAKB48グループの名曲「365日の紙飛行機」や「桜の木になろう」、「夕陽を見ているか?」などを『世界の下青木』をバックにしてピアノの弾き語りするシーンこそ、セカシモSHOWROOMの真骨頂で、ファンに人気がある。

 

2017年のSHOWROOMイベントでは高校生ながらも5位の快挙

昨年の選抜総選挙の際に行われたSHOWROOMイベントで下青木は、高校生で時間制限があるという不利な条件ながらも5位にランクイン。このイベントが開催される前から、下青木はSHOWROOMでファンと毎日コミュニケーションをしてきた。イベントではファンの下青木を上位にランクインさせるという強い思いを見せつけた。

 

そしてSHOWROOM選抜としてAKB48 49thシングルのカップリング曲「プライベートサマー」のメンバーにも抜擢された。まさにファンと共に獲得した選抜だった。「プライベートサマー」のMVでの下青木のかわいらしい表情が印象的だ。

 

今年は選抜総選挙に出馬しない下青木。今年のSHOWROOMイベントでは、同じく高校生で時間制限がある宮里莉羅(沖縄)を支援している。

 

下青木自身も宮里のSHOWROOMで星投げやカウントを行っている。さらに、自身のファンにも宮里のSHOWROOMで星投げやカウントをするよう呼びかけており、多くの下青木ファンが宮里のSHOWROOMで星投げなどやカウントで協力している。宮里は現在のSHOWROOMイベントで7位にランクイン、高校生で1位の順位を維持している(同イベントは2018年6月15日まで開催)。

 

コンサートではドラムも披露

SHOWROOMだけでなく、劇場公演やコンサートでも下青木のダンスやパフォーマンスは目を引き、存在感がある。笑顔も魅力的だ。SHOWROOMで下青木を知ったファンは、SHOWROOMとは全く異なる下青木のステージでのパフォーマンスに驚くこともある。

 

さらに下青木はピアノだけでなく、ライブやコンサートではドラムも披露する。2018年4月に開催された「チーム8結成4周年記念祭 in 日本ガイシホール しあわせのエイト祭り」でもチーム8メンバーと結成したバンド「エイトルズ」でドラムを披露したばかりだった。

 

同コンサートでは九州メンバーとHKT48の「しぇからしか!」を披露。下青木のダイナミックなパフォーマンスと楽曲に合わせた表情も印象的だった。

 

6月23日でAKB48チーム8を卒業する下青木香鈴。個性ある実力派メンバーがまた一人卒業してしまうことに多くのチーム8ファンが悲しんでいる。

 

残り少ないチーム8での活動をファンやメンバーとともに完全燃焼してほしい。そして新しい世界での活躍を期待したい。がんばれ、下青木香鈴!