2023年7月25日(火)に開幕を控え、今年で43年目を迎えるブロードウェイミュージカル『ピーター・パン』。メインビジュアル、PV、ショートインタビュー映像が解禁された。
1981年に榊原郁恵の初代ピーター・パンが新宿コマ劇場に舞い降りて以来、43年目となる歴史あるミュージカル『ピーター・パン』。この度、出演者の扮装ビジュアルが公開となった。
11代目ピーター・パン役を演じる山﨑玲奈は、ボタニカルな葉っぱがあしらわれた衣裳に身を包んだ。ピーター・パンと敵対するフック船長を演じる小野田龍之介は新衣裳に胸を弾ませながらも、歴代フック船長を演じた俳優が使用してきたフックを身に着け、そのバトンの重みをかみしめた。ウェンディ役のAKB48の岡部麟は昨年に引き続きの出演となるが、衣裳がリニューアル。新たな衣裳に身を包んだキャストが、ネバーランドの世界を色鮮やかに表現したPVも公開。
岡部麟「ピーター・パンは年々進化しています」
ショートインタビューでウェンディ役の岡部麟は「今年も2年連続でネバーランドに行けます!去年はピーターに恋している元気でかわいらしいウェンディを演じました。今年はちょっと女性らしく、ちょと強い芯のあるウェンディを演じます。ネバーランドに行きたい!空を飛びたいという気持は今年も持ち続けていきたいです。昨年とはキャストも違いますので昨年とは違うピーター・パンを披露したいと思います。ピーター・パンの舞台は何回も上演されていますが、年々進化しています。一度見たことがある人も是非ご覧ください!」と語っていた。
公演概要
<キャスト>
ピーター・パン:山﨑玲奈
フック船長:小野田龍之介
ウェンディ:岡部 麟(AKB48)
ダーリング夫人:須藤理彩
タイガー・リリー:江上万絢
パイレーツ:今村洋一、渡部又吁、天野夏実、藍 実成、伊藤 奨、米澤賢人
ロストボーイズ:德岡 明、小熊 綸、阿部美月、梶 みなみ、松尾音音
モリビト:髙城 徹、住 玲衣奈、ASUKA、古澤美樹、西澤真耶、大津夕陽、大津朝陽、松平和希
ジョン役(Wキャスト):東 未結、堀 蒼寿
マイケル役(Wキャスト):畠中一花、三田一颯
<スタッフ>
原作:サー・J・M・バリによる作品を元にしたミュージカル
作詞:キャロリン・リー
作曲:モリス(ムース)・チャーラップ
翻訳・訳詞:福田響志
演出・振付:長谷川 寧
音楽監督:宮川彬良
美術:BLANk R&D
照明:齋藤茂男
音響:井上正弘
衣裳:高橋 毅
ヘアメイク:河村陽子
アクション・パルクール:HAYATE
映像:anno lab
フライング:松藤和広
歌唱指導:板垣辰治
演出助手:伴・眞里子、玉置千砂子
演出歌唱アシスタント:杉浦奎介
稽古ピアノ:中野裕子
舞台監督:瀧原寿子
エグゼクティブ・プロデューサー:堀 威夫
<ストーリー>
ロンドンに住むダーリング夫妻の子どもたち、ウェンディ、ジョン、マイケルの部屋に、空を飛べる不思議な男の子が“あるもの”を取りに忍び込みます。その子の名前は、ピーター・パン。ピーターは3人の子どもたちを連れ、いつまでも子どもでいられる“ネバーランド”へ飛び立ちます。 ウェンディはネバーランドで出会った迷子たちの“お母さん”になり、タイガー・リリー率いるモリビト(森の住人たち)とも仲良くなりました。ウェンディたちは、みんなと楽しく愉快な時を過ごしながらも、いつしか我が家が恋しくなり、ロストボーイズも連れてロンドンの家に戻ることにします。 一方、フック船長率いるパイレーツはウェンディを自分たちの“お母さん”にしようと、捕まえてしまいます。それを知ったピーターは、ティンカーベルとともに海賊船へ向かい、リリーたちと協力して、フック船長やパイレーツとの激しい戦いの末、ウェンディを救います。 いよいよ、ロンドンに帰る時、ピーターとの最後の別れを惜しむウェンディたち。ウェンディは彼にお願いをします。「春の大掃除の季節にはきっと迎えにきてね。」と。時が経ち、約束を果たしにピーターがやってくるのですが・・・