横山結衣「是非チェックしてください」
2023年11月8日(水)から12日(日)まで、東京・池袋の「あうするぽっと」にてOFFICE SHIKA PRODUCE Operetta『YAMA-INU』が上演される。10月6日にはビジュアル&配役が公開された。
本公演は、過去に3度上演し、好評を博した”伝説の監禁劇”『山犬』(原作 入交星士【小説「山犬」】)を丸尾丸一郎が新に演出。バイオリンの生演奏のもと「Operetta(軽歌劇)」として新たに上演する。
誰もが無自覚に人を傷つけているかもしれない。まっさらな暴力と歪な愛情が渦巻くコミュニティを描いた『山犬』に、今作では「バイオリンの生演奏」「歌唱」という新たな要素が加わり、悲劇と愛憎をより一層高めたものに昇華させる。
連続殺人事件が起こった田舎町で、シェフとして料理を振る舞い、いつも笑顔が絶やさぬ青年「イイダ」を演じるのは、雷太。学生時代はイイダを虐め、現在は消費者金融で働く「ヒロキ」を演じるのは、財木琢磨。10年前の交通事故で片足を失い、監禁事件の謎を思い出そうとする「ユキ」を演じるのは、横山結衣。正体不明、天涯孤独で愛情を知らずに育ってきた「或る男」を演じるのは、大宮大奨。イイダらの母校・横川高校に勤めていた、謎の「コックさん」を演じるのは、丸尾丸一郎。そして、誰も思い出すことができない同級生、「テラニシカツヒコ」を演じるのは、玉城裕規。
今回のキャストで唯一の女性演者でOperetta(軽歌劇)初挑戦となるのが「ユキ」役の横山結衣。AKB48在籍時から抜群の華麗なダンスパフォーマンスと表現力が定評で、舞台「KISS KISS KISS」では「サロメ」を好演したり、世界的名作のミュージカル『青い鳥』ではキュートな猫のチレットを演じたり、ダンスカンパニー「梅棒」などにも出演していた。『YAMA-INU』の公開されたビジュアルでもインパクトある「ユキ」を見せつけている。横山結衣は自身のSNSで「是非チェックしてください!」とアピール。
【あらすじ】
「私たちが埋めたタイムカプセルを一緒に掘りに行きませんか? テラニシカツヒコ」
同窓会の前日に届いた一通の手紙。しかし、誰もその名前に記憶がない。
10年ぶりに再会した同級生たちは、手紙に導かれて、タイムカプセルを掘るために学校の裏山へ向かう。
タイムカプセルの中には、白骨とテラニシカツヒコの名札が入っていた。
その時、何者かに襲われて山小屋に監禁されてしまう。
そして、始まる記憶探しのサバイバルゲーム。
「シヌキデオモイダセ」 誰かが過去を思い出す度、配給される食糧……
果たして彼らは解放されるのか、それとも恐怖と空腹に支配されてしまうのか?