SKE48の須田亜香里が2022年5月30日、SKE48劇場でのチームE「SKEフェスティバル」公演にて、SKE48卒業を発表した。
須田は愛知県出身の現在30歳。現在在籍のSKE48メンバー61名中、最年長。
2009年11月にSKE48第3期オーディションに合格し、2010年2月には、チームSへ昇格。2010年発売のSKE48 4thシングル『1!2!3!4! ヨロシク!』でシングル初選抜入りを果たし、SKE48 26thシングル 『ソーユートコあるよね?』では、センターを務めるなど、現在まで表題曲選抜メンバーとして活躍。
2013年の第5回総選挙(「AKB48 32ndシングル選抜総選挙」)では16位となり、『恋するフォーチュンクッキー』(2013年8月発売)にてAKB48表題曲選抜メンバーに初選出され、以降毎年ランクイン。2018年の第10回総選挙「AKB48 53rdシングル世界選抜総選挙」では自己最高となる第2位を獲得し、“握手会の女王”の異名をとるなど、ファンへの神対応ぶりが話題に。
また、自己啓発本の出版や写真集の発売、テレビやラジオのレギュラーパーソナリティを務める他、数々の映画、ドラマ、バラエティ番組にも出演し、多方面で活躍。そんなSKE48の顔とも言える存在の彼女から公演終演後、「ここで私から皆さんにお伝えしたいことがあります」とSKE48を9月末に卒業することを発表。
たくさんのメンバー、ファンが涙を流す中、キャプテンの斉藤真木子から「こちらの映像をご覧ください」とモニターから映像が流れ、9月24日に日本ガイシホールでの卒業コンサート、9月25日にSKE48 14周年コンサート開催の発表もあり、途中涙ぐみながらも笑顔で報告。
須田亜香里 コメント
私から皆さんにお伝えしたいことがございます!
私、須田亜香里はSKE48から卒業します!
卒業させていただくことに決めました。最後の活動は9月末になっています。
私は18歳からアイドルをSKE48でやらせていただいて、30歳まで活動させていただいています。
もう本当にアイドルとしては、ずっと先頭の方を走ってきて20代後半あたりは心無い声もあって。「若手に道を早く譲った方がいいと思う」とか「早く辞めてほしい」とか…。そういう声につらいなって思うこともあったんですけど、今は本当に幸せなことにファンの皆さんから「ずっとSKE48でいてほしい」という言葉を言っていただけるようになって、それが私としては何よりもご褒美になって、ここまでやってきた意味があったなと感じることができました。
なので、ここまで大好きでいてくださったファンの皆さん、そして私に居場所を作ってくださったグループだったり、メンバーだったり、本当に感謝の気持ちしかありません。本当にありがとうございます。
きっと今、泣いてくださっている方の中には、私が前に「握手会が再開されるまでは辞めたくないな」とか「劇場公演だったりライブでのコールが、皆さんの声援が復活するまではいたいな。また聞きたいな」ということを言っていたので、そのときが来るまでは卒業の日は来ないんじゃないかっていう気持ちで期待してくれていたりとか、待っていてくれた方とかもいると思うんですけど。なのになんで今なんだろって言われたら、難しいんですけど。“アイドル須田亜香里”では、味わい尽くせなかった人生を“人間須田亜香里”として、嬉しいこともつらいこともあるだろうけど、人生を本当に味わい尽くしてみたいって思ったからです。卒業するっていうことがすごく怖かったんですけど、まだ見ていない景色とか可能性を目の前に置いておいて、それを怖がっている自分は違うなって思ったので卒業を決めました。
まだまだ皆さんとは楽しいことをたくさんしたいです、アイドルとしても。夏もあるしね!
卒業した後は、アイドルとして届けきれなかった私の人間味だったり笑顔だったりとかを、もっとそばに感じてもらえるように私自身も努力していきたいと思っていますので、これからも須田亜香里の応援と、SKE48への熱い応援をよろしくお願いします!
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