· 

AKB48チーム8佐藤栞、ファンとつかんだ「マガジン」表紙とグラビア

2018年8月29日、『週刊少年マガジン(39号)』が販売開始された。全国のコンビニ、書店、キオスクなどでAKB48チーム8の佐藤栞(新潟)が表紙の雑誌がいっせいに並べられた。

 

「この天使 降りてこい」と書かれた佐藤栞が表紙の「週刊少年マガジン」では巻頭グラビアで16ページにわたって、初水着や夏らしい軽やかな衣装に身を包んだ佐藤栞の笑顔のグラビアが満載だ。他にも「48's Answers」として佐藤栞が「地元の自慢は?」「大事にしている宝物」「今回の撮影の感想」など48の質問に答えている。

 

「マガジン」の影響力は大きい。全国のコンビニに並ぶ佐藤栞を見て、「チーム8の佐藤栞って誰だろう?」と思った人も多いようで、検索されて過去に執筆した記事もかなり読まれている。チーム8佐藤栞が世間に見つかった。

 

ファンの応援で、まずは関東エリア1位

今回の「週刊少年マガジン」の表紙はただのグラビアと表紙ではない。このグラビアを飾るまでに半年以上にわたって様々なドラマがあった。「AKB48 Team 8 × 週刊少年マガジン」の企画として、2018年1月から、AKB48チーム8のメンバーが「週刊少年マガジン」の「ソロ表紙」をかけた企画が行われていた。

 

エリアごとに予選を行い、北海道・東北、関東、中部、関西、中国・四国、九州・沖縄の6エリアで開催。それぞれのエリアごとの1位メンバーが決勝へ行き、決勝で6人の中から1位になったメンバー1人が「週刊少年マガジン」の表紙&巻頭グラビアをソロで飾ることができるという企画だった。

 

ファンは自分の応援しているメンバーにグラビアをやってもらいたいという思いで、公式アプリ「マガポケ」に公開されている有料グラビアのダウンロードまたは、「週刊少年マガジン」(紙の雑誌)にある応募券を葉書に貼って投票。

 

1月にエリアごとの優勝メンバーが選出され、佐藤栞は小栗有以や岡部麟といった強豪メンバーを押さえて関東エリアで見事に1位に輝いた。ファンの「佐藤栞のグラビアが見たい!」という強い思いが証明された。

 

「かりんの分も、がんばるね」

2018年5月には、各地方の代表メンバー6人の中から、再び投票でメンバーを選出。坂口渚沙(北海道)、服部有菜(岐阜)、大西桃香(奈良)、中野郁海(鳥取)、下青木香鈴(鹿児島)らとグラビアをかけて決勝を争った。そして、決勝を制したのは、下青木だったが、下青木は6月23日の卒業公演とその後の握手会でAKB48としての活動を終了することになったため、2位だった佐藤栞がグラビアをすることになった。

 

下青木が卒業直前に自身の755で「しおりん!マガジンの件は、いろいろ複雑な思いさせちゃってごめん。マガジン絶対買う!楽しみで楽しみで仕方がないよ~」と投稿。佐藤栞もそれに対して「かりんの分も、がんばるね、たくさんたくさんありがとう。大好き」と返していた。

 

また中部エリア代表で決勝戦を戦っていた服部は755で「正直悔しい気持ちはまだ冷めないし、自分だったらって考えるけど、、しおりだったからこそいい表紙ができたと思うし、めちゃくちゃ可愛い輝いている。たくさんの方が手にとっていただけますように」と投稿。佐藤栞も「朝からゆうなのやさしさにグッてなりました。ありがとう。次はゆうなの番」と返信。

 

このように、今回の「週刊少年マガジン」の表紙とグラビアにはチーム8メンバー全員とそれぞれに投票していた多くのファンたちの想いが詰まっている。

 

その頂点に立ったのが佐藤栞で、多くのチーム8ファンの期待に見事に応えたグラビアだった。

 

グラビアだけでない佐藤栞の魅力

グラビアでは屈託のない笑顔と水着のインパクトが強いが、佐藤栞の魅力はグラビアだけではない。

 

その笑顔はステージでも輝いている。またダンスパフォーマンスも目立っている。特に2018年4月から始まった、牧野アンナ先生プロデユースの「ヤバイよ!ついて来れんのか?!」公演での佐藤栞のハードでダイナミックなダンスパフォーマンスはインパクトがある。

 

さらにチーム8恒例の「エイトの日」ではダンスメンバー中心で構成された「おやつPIT」に出演し、華麗なダンスで会場の注目を集めた。2018年8月25日に開催された「@JAM EXPO 2018」ではデコ出しにベレー帽という可愛らしい髪型で、横浜アリーナに集まった多くのファンが佐藤栞に魅了された。

 

佐藤栞はトークも定評。2018年1月に開催された『成人式コンサート~大人になんかなるもんか~』では艶やかな着物姿で登場。MCでは、48グループの総勢39人もの個性的な成人メンバーをきちんと仕切っていた。以前にインタビューをしたことがあるが、頭の回転がとにかく速かったのが印象的だった。

 

また、2018年4月に開催された「チーム8結成4周年記念祭 in日本ガイシホール しあわせのエイト祭り」では「エイトルズ」というバンドメンバーとしてベースを披露するなど、マルチな才能も見せていた。

 

チーム8メンバーとファンの想いの結晶ともいえる「週刊少年マガジン」の表紙とグラビアを飾った佐藤栞。これからもますますの活躍が楽しみだ。