1月31日は2組目「みっくすじゅーす」の劇場公演が行われた。メンバーはリーダー・白間美瑠(牛乳担当)、梅山恋和(いちご担当)、南羽諒(バナナ担当)、山崎亜美瑠(ぶどう担当)、小川結夏(青リンゴ担当)、新澤菜央(さくらんぼ担当)、折坂心春(もも担当)、黒田楓和(なし担当)の8人。1曲目の「だってだってだって」は梅山が研究生公演「Will be idol」のセンター・黒田とWセンターを組み、新鮮かつ安定感のあるスタートを切った。「冬将軍のリグレット」は小川と折坂のWセンターで優しい雰囲気を作り出し、「恋なんてNo thank you!」ではセンターの白間が、NMB48のエースとして格の違いを見せつけた。
自己紹介の後、「365日の紙飛行機」を「AKB48グループ歌唱力No. 1選手権」ファイナリスト常連の山崎がセンターを務め、高い歌唱力と豊かな表現力で聴かせ、難波鉄砲隊其之八の「全力グローイングアップ」はオリメンの新澤がセンターに立ち、「まさかシンガポール」「床の間正座娘」でさらに劇場内を熱くさせた。
最後の曲を前に、小川が「このNAMBATTLEは一人一人が注目されて、一人一人が成長できる場だと思うので、レベルアップしたいです。そして優勝してMV撮影がしたいです」と決意表明。梅山も「この中では美瑠さんの次に先輩ということで、もっともっと自分自身も成長していきたいですし、後輩に頼られる存在になればいいなと思います。美瑠さんのケツを叩くぐらいの勢いで頑張りたいなって(笑)」と、エースを自覚する頼もしい発言に、白間は「嬉しいです。成長してるね」と感慨深げ。そんなみんなの強い思いを集結し、「難波愛」で本編を締めくくった。
アンコールの楽曲はメンバー自身が選べる自由枠。1曲目は8人がネコ耳を付けて、梅山の「ニャー」という鳴き声でスタートする「妄想ガールフレンド」。2曲目も「彼女になれますか」を選び、“かわいい”路線の楽曲を並べた。ラストは、白間が「この公演を通して、みんなが自分の魅力だったり自分らしさを一つ、二つ、三つ、たくさん見つけられる機会になったらいいなと思います」と曲紹介をして、AKB48のアルバム『神曲』収録曲の「自分らしさ」を気持ちを込めて歌い上げた。
審査員が採点している間、山崎が「キャッチフレーズが“かわいいの食べ放題”なので、かわいさをファンの皆さんにお届けしたかったんです」と、アンコールの曲を選んだ理由を伝えた。黒田が「ネコ耳をつけた瞬間、自分がネコかと思って」と話し出すと、「こういう子何ですね」と意外な一面に梅山もビックリ。Twitterに「#毎日彼女」とハッシュタグをつけて動画をアップしている新澤は「彼女になれますか」について、「これは本業やと思って、気合い入れて頑張らなって。美瑠さんのお尻を蹴るぐらいの勢いで(笑)」と本編での梅山のMCに被せて語った。
金子劇場支配人が採点と評価コメントを持ってステージに登場。MAYU氏は「笑顔やパワーはとても良かったです。MCも安定して面白く、プロ意識の高さを感じました。ダンス、フォーメーションの完成度にもったいない部分がありました。次に向けてチームワークを高めて頑張ってください」と72点。舞台監督スタッフも「頭のブロックの勢い、笑顔が良かったです」と同じく72点を付けた。AKIRA氏は「ベテラン白間の意気込みが表に出せているが、他のメンバーももっと出していいと思う。個人個人のアピールはあるが、チームワークとしての表情、テンション感をもっと揃えて、もっとしっかり混ざり合うと良いと思います」と57点。合計201点で暫定1位に。
「劇場公演」第1クールは、2月2日にきゅんmart、2月3日にLeopAje、2月4日にW1N-C、2月5日にちょうぜつかわEと続く。
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