「詐欺には身近な人の声掛けが必要」
「ストップ・オレオレ詐欺47〜家族の絆作戦~」プロジェクトチーム(略称:SOS47)は、全国で被害が相次ぐオレオレ詐欺等の特殊詐欺に関する知識や被害防止策を分かりやすく伝え、特殊詐欺被害を防止するため、2018年より、全国47都道府県警察と共に対策及び広報啓発活動を行っている。
2023年10月には特別防犯支援官のAKB48のメンバーで神奈川県出身の小田えりなが、安全・安心まちづくり旬間出陣式に出演し、「特殊詐欺と絆」をテーマにした絵本の朗読を行った。
神奈川県横浜市にて、“安全・安心まちづくり旬間(10/11~10/20)”の出陣式が開催され、「特殊詐欺と絆」をテーマとして募集した絵本の表彰式が行われた。
小田えりなは、最優秀作品賞を受賞した絵本「あいことばはなーに?」(作:久保田 祐子さん)の朗読を披露。当作品は、夏休みに祖父母のもとに帰省した「ぼく」が、電話をする際の合言葉を祖父母と約束し、オレオレ詐欺の被害を未然に防いだという絵本。
絵本を朗読した小田は「詐欺には身近な人の声掛けが必要です。(自身も)普段連絡を取っていなかったので、改めて連絡しようと思いました」と述べ、家族の絆で詐欺被害を未然に防ぐことを呼び掛けた。
「特殊詐欺被害を防止する身近な対策として、ATMで電話をしている方への声掛けをしていただくことが有効」と訴えたほか、NTT東日本の電話サービスの中で特殊詐欺対策として有効な、相手の電話番号が表示されるサービスの「ナンバー・ディスプレイ」、非通知の電話をシャットアウトしてくれるサービスの「ナンバー・リクエスト」が、70歳以上の方がいるご家庭を対象に無料で申し込めることなどを紹介し、詐欺の犯人からの電話がかかってこないための対策についても呼び掛けた。