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SEPTプロデュース公演 STU48「Selfish amity’s」初日公演開催

2020年11月10日、STU48号船上劇場での舞台「Selfish amity’s」の、初日公演を開催した。「Selfish amity’s」とは我が儘な友情の意、造語。本公演は、SEPT・杉浦タカオ氏によるプロデュースで、STU48にとって初の試み船上劇場公演。

 

物語の舞台は船上劇場STU48号、船でのラスト公演の日STU48 1stシングル「暗闇」からスタート。曲が終わるとSTU48キャプテンでもありこの舞台上でのリーダー役アン(今村美月)の「皆さん、ありがとうございました!これからも私たちの旅は続きます、だから応援よろしくお願いします!」で始まる。

 

始まりなのに締めくくりのようなスタートで物語は始まる。やがて船は大きく揺れ事件は起こる。時間はタイムループ!!

 

皆の名前も分からなくなってしまうメンバー達、新たに付けられた名前は数字にまつわる名前。必ずタイムループする時間は午後6時48分5秒。最後は「本当にありがとう。ここからもう1度スタートしよう。みんなで!」一同で新しい時間を感じながらステージは暗転に。「船が最後にもう1度大切なことを教えてくれた。これから始まる新しいスタートみんなで作り上げていきましょう」の言葉とともに5thシングル「思い出せる恋をしよう」で舞台は幕を閉じた。

 

物語は数字、時間、を通してメッセージを私たちに伝えてくれているように感じる。

現在の私たちでありながら私たちではないだけど私たちを感じさせてくれる物語。

 

STU48号が無かったら生れなかった作品。稽古中には感情が入りすぎて涙するメンバーも。この公演が教えてくれるメッセージを感じながら演じるメンバーの成長にも注目だ。

 

STU48を知らない方にはこのようなメンバーがいて歌もダンスも演技もできる子がいる事を伝えれる作品。STU48を応援してくださってる方にはメンバーと船との物語、来春役目を終えてしまう船への思いを感じながら観て頂ける作品になっている。

 

今後はWキャストの2期研究生の舞台、1期生、ドラフト3期生、2期研究生による混合の舞台も予定。キャストが変われば感じ方も変わる何度でも観て頂きたい作品となっている。

©STU

 

 

囲み取材でのコメント

アン役 今村美月

SEPTさんはいつも私たちのそばにいるわけではないのに私たちに寄り添った舞台を作っていただき本当に感謝しています。

公演のメッセージを感じながらしっかりと受け止めながらこの船でこの公演を演じていきたいです。

 

フユ役 甲斐心愛

初めての舞台で迷うことがたくさんありましたが、この10人は本当に個性が強くて楽しくできました。文字だけの台本なのにこんなにも稽古ごとに楽しめる、感じ方が変わることに感動しました。

 

ノナ役 瀧野由美子

普段の自分とは違う役柄で戸惑いました。私は普段あまり感情を出す方ではないですがノナは全く逆でストイックでスペック高くそこは見習っていかなければと思いました。普段の自分の中にもノナが生き続けたらな、この役を通して自分の思いを強い意志を持てるようになりたいと思いました。

この公演を通じてみんなとの絆が深まったと思います。

 

フォウ役 薮下 楓

SEPTさんにはたくさんのものを学ばせてもらいました。緊張しましたがメンバーと目が合うと安心感があり自分自身もすごく成長できた舞台になったのではないかと思っています。

©STU