NMB48 貞野チームN新公演『夢中雷舞』初日「雷のように衝撃を与えられるようなパフォーマンス」

2022年3月15日、NMB48チームNが大阪・難波のNMB48劇場で新公演となる「夢中雷舞」公演の初日を迎えた。元日に組閣が行われ、チーム制(チームN、チームM、チームBII研究生)が復活。チームNのキャプテンに6期生の貞野遥香が任命され、この公演でいよいよ“貞野チームN”が本格的に始動。

 

初日公演のメンバーは、キャプテン・貞野遥香、副キャプテン・平山真衣、石田優美、泉綾乃、加藤夕夏、小嶋花梨、渋谷凪咲、新澤菜央、南羽諒、山本望叶の10名。

 

「Overture」に続いて、「1994年の雷鳴」「メロスの道」でクールでかっこいいNMB48を見せて、笑顔いっぱいのパフォーマンスの「重力シンパシー」で場の雰囲気を一転させて明るく華やかに。3曲を披露した後、貞野がリードして挨拶を行い、「この公演はNMB48やAKB48さんの曲から選んで、みんなで考えたセットリストになっています」と説明。

 

そして「ここで公演のタイトルを発表したいと思います! 気になりますよね? 公演タイトルはこちら!『夢中雷舞(むちゅうらいぶ)』」と発表。

 

「この公演を通して、より一層私たちに夢中になっていただきたいという気持ちから“夢中”を。そして劇場公演は生のパフォーマンスを楽しんでいただけるということで“ライブ”にかけまして、雷のように衝撃を与えられるようなパフォーマンスができるようにという気持ちが込められています!」と公演名の由来を明かした。

 

すかさず渋谷が「終わった頃には皆さん丸焦げになっています」とボケると、それを受けて貞野が「皆さんと一緒に真っ黒こげになるくらいの熱量で頑張りますので、これからよろしくお願いします!」とファンに呼びかけた。副キャプテンの平山は「皆さん、お待たせしました! 私たちもずっと公演がしたくてたまらなかったです。皆さんにも1ヶ月待たせてしまいました」と、当初の予定より初日公演の開催が遅れてしまったことによる溜まりに溜まった“待ち遠しい気持ち”を爆発。

 

新公演ではユニットコーナーも復活。チームNのキャプテン・貞野とNMB48のキャプテン・小嶋によるキャプテンコンビは、ロックなサウンドに乗せて艶やかな歌とダンスで魅せる「下衆な夢」。2期生・石田、3期生・加藤、4期生・渋谷の先輩メンバー3人は「クサイモノだらけ」を表現力豊かなパフォーマンスで披露。泉、新澤、平山、南、山本望叶は優しい雰囲気が漂う「人魚のバカンス」。タイプの違う3曲で、それぞれが個性をしっかりと発揮させていた。

 

後半は「GAGAGA」「伝説の魚」「休戦協定」「ダンシングハイ」を全員でパフォーマンスして盛り上げ、渋谷が「NMB48のチームNは今まで1期生の先輩方がやられていたチームで、歴史がたくさんあって、皆さんにとってもイメージや思い入れがすごく強いと思います。でも、私たち“貞野チームN”はこれから自分たちらしく、自分たちのTeamNを作り上げていけるように一歩一歩しっかりと進んでいきたいと思います」と新たな決意表明をし、その思いを込めて「靴紐の結び方」を歌唱して本編を締めくくった。

©NMB48

 

13人で作り上げていく新公演

アンコールは渋谷がセンターを務める「夢中人」で明るくスタート。歌い終わると、渋谷が「次に歌わせていただく曲はオリコンランキング1位を獲得しました」と紹介し、最新シングル「恋と愛のその間には」を披露した。加藤が「ありがとうございます。最後は、また皆さんに会えることを信じて歌いたいと思います!」と呼びかけて、新公演「夢中雷舞」ラストの曲「抱きしめちゃいけない」が届けられた。

 

大きな拍手の音に、貞野は「ありがとうございます!」と感謝の気持ちを伝え、「今はステージに10人しか立てないということで、今日は出演できてないTeamNのメンバーもいるんですけども、これから『夢中雷舞』公演は私たちチームN13人で作り上げていくので、皆さん、これからもよろしくお願いします!」と、ステージにいない3人の思いも込めてメッセージを送り、全員で元気に挨拶をして、初日の幕が降ろされた。

 

【セットリスト】

M00:Overture

M01:1994年の雷鳴

M02:メロスの道

M03:重力シンパシー

M04:クサイモノだらけ

M05:下衆な夢

M06:人魚のバカンス

M07:GAGAGA

M08:伝説の魚

M09:休戦協定

M10:ダンシングハイ

M11:靴紐の結び方

EN/M12:夢中人

EN2/M13:恋と愛のその間には

EN3/M14:抱きしめちゃいけない

©NMB48