過去と現在がシンクロする2つの物語
STU48の5thシングル「思い出せる恋をしよう」のMVが2020年7月23日に解禁された。今作は“1期生・ドラフト3期生歌唱ver.”と“2期研究生歌唱ver.”、同じ表題曲をそれぞれのバージョンでレコーディング、そしてMVを制作。
今回解禁となったバージョンは2つを掛け合わせた“Mix ver.”。
“1期生・ドラフト3期生歌唱ver.”は「現在」、“2期研究生歌唱ver.”は「過去」の世界、この“Mix ver.”では時代は異なれど同じ場所で同じ動きといったシンクロが過去の青春の甘酸っぱい儚さを、現在の主人公に思い出させ、どこか物憂げな表情をさせている。
恋愛というものは、ただ愛おしい、ただ楽しいというだけのものではなく、人の成長にとって大切なものであるということを思い出させてくれるMV。
ドラマシーンの舞台となったのは、国の「重要伝統的建造物群保存地区」に指定されている、広島県呉市豊町の江戸時代から昭和初期の町並みが今でも残る“御手洗町並み保存地区”。御手洗のノスタルジックな風景が作品にさらに深みを与えている。
メインキャスト 1期生 瀧野由美子、2期研究生 立仙百佳
それぞれのメインキャストは1期生 瀧野由美子、2期研究生 立仙百佳。
瀧野はSTU48シングル5作連続の不動のセンター、立仙はAKB48チーム8高知県代表の立仙愛理を姉に持つ高知県出身15歳、初センターである。
ダンスシーンは雨あがりの“呉港”をバックに可憐に踊る1期生とドラフト3期生、御手洗の“歴史の見える丘公園”にて初夏の太陽に照らされながら初々しく踊る2期研究生、それぞれの良さを見比べて楽しむことができる。
昨年「第61回 輝く!日本レコード大賞」にて日本レコード大賞に輝いたFoorin「パプリカ」などを手掛けた世界的ダンサーである辻本知彦がそれぞれのカラーを活かした振付を制作(※STU48を手掛けるのは今回で3度目となる)。
未曾有のコロナ禍のため、何度も延期となったなかでの作品制作となったが、2020年夏、思い出せる恋をしたくなるSTU48のミュージックビデオが完成した。
瀧野由美子 コメント
<1期生・ドラフト3期生歌唱ver. センター 瀧野由美子 コメント>
前作のリリースから約半年がたちましたが、このタイミングで5thシングルが発売できること、ミュージックビデオを撮影できたことにとても感謝しています。
今回のシングルは全員選抜、そして“1期生・ドラフト3期生ver.”、そして”2期研究生ver.”の2つのバージョンがある楽曲です。
ミュージックビデオのストーリーは2期研究生たちが演じたその後を、私たち1期生・ドラフト3期生が描いています。どちらもどこか懐かしく感じるストーリーで、単体でみても楽しいのですが、2つ合わせて見るとまた違ったもう1つのストーリーが見えるのではないかなと思います。
ダンスは今回も辻本知彦さんに振付をしていただきました。辻本さんの振付は今回で3作目で、毎回様々な表現を考えていただいているのですが、今回は明るい曲調のせいか、踊っていてとても「楽しい!」振付でした。
ドラマシーンは広島県の御手洗で撮影しましたが、昔ながらの町並みやドローンの空撮など注目して見ていただきたいです。皆さんの生活が落ち着いたとき、このきれいな懐かしい景色を見に是非、せとうちに遊びに来てほしいです!変わりゆく世界の中で、ずっと変わらない町並み。STU48は進化し続けるとともに、皆さんの中の変わらない大切な存在になれるように、これからも頑張っていきたいと思います。
立仙百佳 コメント
<2期研究生歌唱ver. センター 立仙百佳 コメント>
2期研究生の曲のセンターに選ばれて、初めてのミュージックビデオの撮影を知った際は、嬉しい気持ちと同時に私に務まるのかなと少し不安な気持ちにもなりました。
私は加入したばかりで、演技をすることも初めてでしたが、主人公の気持ちを想像したり、監督にアドバイスしていただいたことを表現できるように頑張りました!
振付がなかなか覚えられず、家で自主練もしましたが、現場で指導されたことがすぐできるか自信が無かったのですが、辻本さんの「ダンスや表現などを楽しむ」という指導のおかげで自然に笑顔になれました。振付も元気さと可愛いさがあって、この曲にピッタリです!そしてダンスシーンを撮影した場所は御手洗の「歴史の見える丘公園」というところでドローンを使って瀬戸内の綺麗な景色を見ることができる場所で全員で楽しく撮影することができました。
みんなで協力して踊りを揃えて、元気いっぱいに踊っているので注目して見てみてください!