今春の卒業を発表し、2020年3月15日(日)に本来であれば横浜アリーナにて「SKE48アリーナコンサート in 横浜アリーナ 私の兆し、皆の兆し~あかねまちゅりだ!~」の卒業コンサートを開催する予定だったSKE48高柳明音がSHOWROOM配信を実施。自身の卒業について報告。
卒業コンサートの開演時間だった18:30にSKE48公式Youtubeチャンネルでは「恋を語る詩人になれなくて」の公演映像を公開。続けて「誰かの耳」、「美しい狩り」、「兆し」を、コンサートの代わりのように順次公開。
19時にはSHOWROOMでの高柳明音特別配信がスタートすると、横浜アリーナに高柳明音が登場。「みなさん、お待たせしました」と配信が始まった途端、思わずこみあげてくる涙を押さえられなかった。
「卒業コンサート中止の発表をした時は、すごく心は苦しかったけど前向きに考えていこうって決めて今日に至るんですが、昨日の夜唐突に、あーライブできないんだって思って。夢の中で考えるようなセットリストを作って動き始めていたのに、それを実際に今日届けられないっていうことが、ここに来たら現実味をおびてしまって、ほんとに私ここで卒業できなかったんだなって改めて実感してしまいました。
一言で表すのは難しいんですが、さみしいし、悔しいし、切ないし、でもしかたないし。そんな言葉で片付けられないくらいホントにみんなには楽しみにしてもらっていたと思うので、感極まってしまいました。これが素直な今の気持ちです」と、改めてコンサート中止決断の思いについて語った。
「高柳だけでも横アリ行こうかってスタッフさんが言ってくれて、チケットもありがたいことに完売していたし、こんなに素敵なところでコンサートができる予定で、スケジュールをとってくれていた方がたくさんいらっしゃったのに、できなくて申し訳ない気持ちもあります」と残念さをにじませた。
また具体的に発表していなかった卒業の時期については「SKE48の卒業はするが、時期がわからなくなってしまっているのが現状。卒業コンサートを開催してSKE48を卒業するという形だが、開催場所、時期がなかなか決まらずかなり先になるかもしれない可能性がある」と報告した。
高柳は、自身が2011年の総選挙で秋元康先生に直訴して実現したSKE48チームKII初となるオリジナル公演「ラムネの飲み方」公演をやってほしいとリクエストをたくさんいただいていたことを明かし「絶対に『ラムネの飲み方』公演をやってから卒業するので、待っててください!」と誓った。
また、同日20時からは高柳と同じチームKIIで4月2日に卒業することを発表していた片岡成美もSHOWROOMを配信。高柳と同じく、SKE48劇場での卒業公演ができる時期まで卒業を延期することと「SKE48 LIVE!! ON DEMAND」で特別コンテンツの予定があることを伝えた。
3月16日(月)17時からは「SKE48 LIVE!! ON DEMAND」で、「高柳明音 卒業SP〜11年分の劇場公演の思い出を語り尽くす〜&高柳さんの思い出の公演をリバイバル配信!」にて、2期生同期である斉藤真木子と高柳明音が過去の公演を見返して、思い出を語り合っている模様を配信。