2020年10月9日(金)、NMB48が『結成10周年特別公演』を開催。今回の記念公演では、各期生による歌とトーク、メンバーの本音が聞けるアンケートのほか、24thシングルの情報も解禁された。
各期生の歌とトークで盛り上げる
まずは7期生11名がステージに。元気いっぱいに1曲目の『NMB48』を歌った。そして順番に自己紹介のあと、続いては3期生3名がセーラー服を着て登場。井尻から結成10周年の記念日であることが改めて告げられると、会場からは拍手が起こった。
そして、各メンバーが事前に答えたアンケートを発表、トークしていくことが明かされた。『NMB48に入って一番大変だったことは?』、『NMB48に入って一番嬉しかったことは?』などの質問がモニターに映し出されると、井尻は短パンのチャックを閉め忘れたエピソードを告白。嬉しかったこととして加藤の「センター曲がもらえたときのこと」という答えが映し出されると、会場からは再び拍手が起こった。
3期生は『しがみついた青春』を披露。次は6期生10名が『場当たりGO!』を聞かせます。メンバーから6期は2018年夏に加入し、2年が経ったことが伝えられたあと、アンケートの解答に。『一番驚いたこと』、『一番自分が成長したこと』などの答えで、メンバーの素の声が明かされた。そして全員でこれからもポジティブ、アクティブ、アグレッシブにがんばっていきたい!とアピール。ドラフト2期生3名につないだ。
アンケートの解答も個性いっぱい!?
ドラフト2期生は『おNEWの上履き』を披露。まだまだフレッシュな気持ちで頑張るぞという気持ちを込めて歌わせてもらったと安田桃寧。ファンの皆さんが会場にいることが久しぶりで感動していると本郷柚巴、堀詩音も笑顔を見せた。
アンケートでは『一番大変だったこと』などに解答。過酷ロケの思い出などを語った。続いてはドラフト3期生11名がステージに。自己紹介のあと、7期生と並んで最大派閥であることを明かすと「10周年はでかい顔していきましょう!」と笑いを誘った。そしてアンケートでは、一番驚いたのはケータリングでお菓子があること、トイレが1つだったことなど、個性豊かなドラフト3期生らしくユニークな解答で盛り上げ、『らしくない』を歌い、締めくくった。
続いて5期生8名が登場。まずはアンケートの解答から。『一番大変だったこと』は笑いを求められること、『一番嬉しかったこと』は憧れのメンバーと一緒に活動できたこと といった解答が明かされたあと、「これからもよろしくお願いします!」と挨拶。『だってだってだって』を聞かせた。
続いては4期生2人によるスローバラード『春が来るまで』。しっとりとしたナンバーのあとですが、客席のメガネ率の高さをイジるなどトークは元気いっぱい。そして「以前は16人いたのが8年で14人やめるという……」と話し、笑いを取った。この曲を選んだ裏話を披露したほか、アンケートの解答でも曲の途中で足を踏んだエピソードなどで盛り上げた。
1期生は結成当時のエピソードを披露
『スカート、ひらり』は2期生5名で。自己紹介では、西澤瑠莉奈が15日に卒業公演があることを報告。そして鵜野みずきは鉄砲隊のセンターに選ばれたことを改めて伝え、「世界中がびっくりしました」と、本人も驚いたことを告白しました。アンケートでは2期生はイジられることが多いこと、被り物のエピソードも話されるなど、笑いが絶えなかった。
アンケートのあとは、鵜野からお知らせが。先日選ばれた『難波鉄砲隊其之九』メンバーによる新公演の初日が10月18日(日)に決定したことが明かされた。そしてラストは1期生の2人が『制服が邪魔をする』を熱唱。
自己紹介のあと、「10年経ったなぁ」と振り返る2人に拍手が起こった。そして10年前、最初のライブに来ていた観客が会場にいることがわかると2人もびっくり。アンケートでも改めてこれまでの活動思い返し、11年目もよろしくお願いします!と感謝のコメントを伝えた。
24枚目のシングル&選抜メンバー発表!
ここで金子支配人がステージに。まずはファンにお礼を告げ、たくさんいただいているというお祝いコメントの中からニューヨーク・ヤンキースの田中将大投手のコメントを披露。そして、モニターに24thシングル『恋なんかNo thank you!』が、11月18日(水)に発売決定という映像が流され、選抜メンバー、内容が発表された。
田中将大投手からの以下のコメントが寄せられた。
「結成10周年おめでとうございます。2011年にNMB48劇場に行かせていただきましたが、その時の素晴らしいパフォーマンスを今でもよく覚えています。また是非伺わせてください。楽しみにしています。NMB48の更なるご活躍を祈念しています!」
そして、選抜メンバーたちがステージに集合。塩月希依音はまたメンバーに選ばれたことに感謝し「気を引き締めてがんばっていきます」とアピール。石田優美は、選抜復帰するというのを目標にしてきたと振り返り、みんなを引っ張っていける存在になっていくと決意表明、初選抜となった安部若菜は、鉄砲隊に続いて嬉しい報告ができて幸せ者と笑顔。乗りに乗って調子には乗らずにがんばっていきたいと気を引き締めていた。そして初センターとなった吉田は、これまでシングルセンターは自信がなくて口には出せなかったと告白。
しかし、アイドルを振り返ったときにやりたかったと思っていたと明かし「10周年の節目、自分にとって最後のシングルでセンターをやらせてもらえるのは嬉しくて、幸せ。力を振り絞ってフレッシュにがんばりたいと思います!」と初センターに意欲を見せていた。
リーダーの小嶋花梨から挨拶が。ファンやスタッフに感謝を述べ、先輩たちも円陣にしていたメッセージ“One for All、All for one”の気持ちで、心を一つにがんばっていきたいと改めてこれからの活躍を約束した。
最後は各期による挨拶です。7期生、6期生、続いてドラフト3期生、5期生、ドラフト2期生、4期生、3期生、2期生、1期生の順でステージに。ラストは小嶋と吉田、白間の3人から、10月23日(金)の10周年コンサート、10月24日(土)の次世代コンサート、そして吉田の卒業コンサートでお待ちしていますと伝えられ、記念公演は終了した。