白間美瑠「NMB48のライブでも学んだ事を活かしていきたい」
昭和43年から開催されてきた全国吟剣詩舞道大会。日本武道館を舞台にした吟剣詩舞界最大の祭典だが、今年は新型コロナウイルスの影響により、東日本大震災のあった平成23年以来2度目の中止になっていた。
しかし、「コロナ禍においても形あることができないか」と模索した結果、「吟と舞祭り」の開催が決定し、11月1日に日本武道館から無観客にて無料配信を実施した。
全国から日本を代表する吟剣詩舞道家が集まり、吟詠・剣舞・詩舞の演目が披露される中、ゲストとして大阪城ホールで10周年ライブを行ったばかりのNMB48の梅山恋和、加藤夕夏、川上千尋、小嶋花梨、清水里香、菖蒲まりん、白間美瑠、山本彩加が登場。ナギイチ、ワロタピーポーなど自身のヒット曲を4曲熱唱した。
また、今回は目玉として、NMB48と吟剣詩舞の未来を担う若手「吟詠・剣詩舞スーパーチーム」のコラボレーションが実現。ゲストコーナー最後の楽曲「床の間正座娘」でスーパーチーム4名がNMB48と同じステージでパフォーマンスを行い、スーパーチームの出演コーナーでも、NMB48のメンバー5名がスーパーチームと共に、剣詩舞を披露した。
NMB48出演メンバーのコメント
加藤夕夏
初めて袴を着て、凛とした気持ちになれました。剣はずっしりと重かったですが、斬るときの風を切る感覚がとても気持ち良くて最高でした。
菖蒲まりん
和装で踊ることが初めてでしたが、伝統文化に触れる事が出来て嬉しかったです。刀を持ってパフォーマンスをする事が夢だったので、夢が叶いました。
川上千尋
練習の時まで不安でしたが、分からない事はスーパーチームの皆さんに優しく教えてもらえました。今後も伝統芸能に触れることで、一緒に広めていければいいなと思います。
梅山恋和
初めての挑戦ですごく緊張しましたが、自分らしく楽しんでパフォーマンスできました。
清水里香
楽しんでパフォーマンスすることが出来ました。本番が私の中で一番良い出来だったと思います。とても良い経験をすることが出来ました。
白間美瑠
こんな表現の仕方があるんだという発見がたくさんありました。NMB48のライブでも今日学んだ事を活かしていきたいと思います。
山本彩加
今日ご一緒したことをきっかけに1人でも多くの方が吟剣詩舞の事に興味をもって貰えたら嬉しいです。またご一緒できるよう私たちも頑張ります。
小嶋花梨
初めての事に触れることが出来て、また一歩、新たなドアが開いた気がしました。
私たちは和の楽曲、衣裳が多いので、またいつかコンサートでご一緒する事が出来たらいいなと思います。
NMB48のメンバーは、去る9月、本番に向けて神戸の早渕流道場で剣詩舞を特訓、その稽古の様子は「NMB48 剣詩舞への道」と題して日本吟剣詩舞公式YOUTUBEチャンネルで動画を公開中。
日本吟剣詩舞振興会公式YouTubeチャンネルにて本公演がノーカットで見逃し配信中。生中継での開催となった「吟と舞祭り」の本番映像が、ノーカットで12/1(火)までアーカイブ(録画)される。期間内はいつでも無料で視聴可能。(※公開期日は変更の可能性あり)
<開催概要>
■公演タイトル:吟と舞の祭典「吟と舞祭り」
■日時:2020年11月1日(日)15:00配信開始 インターネットにて無観客無料生配信
■会場:東京・日本武道館
■ゲスト:NMB48