2018年10⽉5⽇に劇場デビュー10 周年を迎えるSKE48は、9⽉15⽇(⼟)・16⽇(⽇)に名古屋国際会議場センチュリーホールにて、約3年振りとなる SKE48単独リクエストアワー「SKE48リクエストアワー セットリストベスト100 2018 〜メンバーの数だけ神曲はある〜」を開催した。
SKE48の劇場公演曲、シングル・アルバム収録曲などを合わせた歴代最多の対象楽曲全 374 曲の中からファン投票により選ばれた楽曲をカウントダウン形式で発表するリクエストアワー。9月16⽇昼公演では49位から27位、夜公演では25位から1位のランキングが発表された。
オープニングを飾ったのは、リクアワ初日の夜、突然の卒業発表を⾏った松村⾹織の『マツムラブ』。 バックステージで寛いでいた松村は、カメラを向けられると慌ててジャージーからお馴染みの新聞紙⾐装へと⽣着替えを⾏い、ステージに登場。「(卒業したら)これからは(私の)サインが貴重になりますので貰ってくださいね︕でも売ったりはしないでね︕」と松村らしいコメントで会場に笑いを誘いながら、サイン⼊りの記念品をファンにプレゼントし、最後は割れんばかりの“かおたん”コールに感極まって、涙のパフォーマンスとなりました。MC で松村は「昨⽇の夜公演で卒業発表させていただきました。辞めないで〜って⾔われると嬉しい。⼀応(卒業は)本当だけど、予定は未定なんで〜︕いくらでも延ばせる」と笑い交じりの挨拶をした。
『枯葉のステーション』菅原茉椰が披露
48位には、今年7⽉4⽇に発売した最新シングル『いきなりパンチライン』がランクインし、松井珠理奈に代わって須⽥亜⾹⾥がセンターを務めた。42 位は『Escape』が⼊り、「SKE=ダンス⼒」を確信させるような難易度の⾼いキレのあるダンスで会場を魅了。
36位は、チームEのSKEフェスティバル公演曲『お⼿上げララバイ』がランクイン。⻫藤真⽊⼦がキャプテンらしい圧巻のパフォーマンスを⾏った。34 位『⽬が痛いくらい晴れた空』では、ふたりきりとなった5期⽣の江籠裕奈と古畑奈和。ファンのみならずメンバーからも⼈気の⾼い楽曲『僕は知っている』は33位にランクイン。チームKII、ラムネの飲み⽅公演曲『兆し』も同票の33位。
31位の『向⽇葵』は、⼭内鈴蘭、⼤場美奈、⾕真理佳の移籍組 3⼈で歌いあげた。⼤場は「移籍は⽣まれた場所と育った場所が違うような感じ。ずっとこれからもついてまわるものだけど、私たちをこんなにも受け⼊れていただいて、ファンの⽅やメンバーはもちろんスタッフさんにも、とても感謝しています」とコメント。
制服の芽公演の松井玲奈(卒業⽣)ソロ曲『枯葉のステーション』は 29位にランクインし、菅原茉椰が披露。次世代メンバーへの継承を感じさせる楽曲披露となった。
昼公演のラストは『MARIA』と『無意識の⾊』が同票を獲得。『無意識の⾊』では⼩畑優奈がセンターを務め、16 ⼈ぴったりと息の合ったパフォーマンスで締めくくった。
大場美奈「凄く楽しい」
最後に⼤場が「SKE48の楽曲を愛す、愛しているっていうのを(ファンの⽅と)確かめ合えたこのライブはすごく楽しい。まだ夜公演もありますし、リクエストアワーだけじゃなくて、これからも私たちと皆さんとでライブをたくさんやって楽しんでいきたいな」と先輩らしい挨拶をしましたが、次の曲振りで、まさかの2度も曲名を間違えてしまうハプニング。
最後はメンバーとファンが⼀体となって爆笑で終わった昼公演となった。
松村と6期9⼈で
いよいよベスト25の発表となる夜公演。25位は⽮作有紀奈と野々垣美希による『禁じられた2⼈』で始まった。21位には『⼣⽴の前』がランクイン。松村が終⾝名誉研究⽣だった時代に共に研究⽣として切磋琢磨してきた6期⽣と歌っていた思い出深いこの曲を、松村と6期9⼈で歌いあげた。
続く20位は、チーム KIIの最新チーム曲『誰かの⽿』。17 位の『ハートの独占権』は厚い信頼関係で結ばれている”えごちゅり( 江籠裕奈・⾼柳明⾳)”の2⼈がパフォーマンス。15 位『意外にマンゴー』13位『12 ⽉のカンガルー』と SKE48 シングル曲もランクイン。9 位はラムネの飲み⽅公演から『クロス』がランクイン。センター⾼柳がクールに魅せました。6位は SKE48 内ユニット「ネクストポジション」の『窓際 LOVER』。また5位は古畑がオルフェスのCMで歌ったソロ曲『オルフェス』がランクイン。
真っ⾚なドレスでエースの貫禄、珠理奈
そしていよいよ上位トップ3の発表。3位は松井珠理奈の初ソロ曲『⾚いピンヒールとプロフェッサー』がランクイン。これまでのリクアワ3公演でステージに姿を⾒せなかった珠理奈がついに登場︕
6⽉に開催され、1位を獲得したAKB48世界選抜総選挙後、初となるパフォーマンスで会場を沸かした。真っ⾚なドレスを纏いエースの貫禄を⾒せる珠理奈の堂々たる姿に、ファンから全⼒の“珠理奈”コールが送られた。曲終わりでは「ただいま〜︕︕」とファンとメンバーに呼びかけ「やっと⾚ピンが踊れるようになりました。緊張してたけど楽しくなって…やっぱり SKE48 ってライブが⼀番だな︕と思いました」と満⾯の笑みで挨拶。
2位は8期⽣の楽曲『夢の階段を上れ︕』がランクイン。次世代メンバーの底⼒を魅せる結果となった。
そして栄えある1位は、「だ〜す〜&つ〜ま〜(須⽥・松村)」の『ここで⼀発』が勝ち取る結果となった。松村卒業発表後に⾨出を祝うかのような結果に、本⼈も⼤喜び。松村が「だ〜す〜、だ〜す〜に出会えて本当に嬉しかったです」と泣きながら須⽥に気持ちを伝えると、2⼈で泣きながらパフォーマンス。
最後はかたく抱き合い、松村が「この曲は今の私たちにぴったりの曲︕卒業を発表した次の⽇に1位を取れるとは思えなくて本当に幸せ〜」とコメントすると、須⽥は「SKE48 に⼊って1位って取ったことなくて、⼤事な仲間と⼒を合わせたら1番にも⼿が届くんだな、とか、⽀えてくれる⼈がいたらこうやって届くものもあるんだなって⾔うのを実感しました」と1位になった喜びを語った。
アンコールは、SKE48 の最新シングル『いきなりパンチライン』で始まり、再び珠理奈が登場。総選挙前のコンサートで同曲初披露以来となるセンター復帰を果たしました。「メンバーからもファンの皆さんからも、いつまでも待ってるよ︕って⾔われたことが嬉しかった、休んでいる間も SKE48 からは離れられなかったので、これからも頑張っていきたいと思います」と挨拶。
6名が昇格!
さらに、2⽇間4公演のラストとなるアンコール MC では、9期⽣オーディション開催のサプライズ発表が⾏われた。続いて、湯浅洋 SKE48 劇場⽀配⼈が登壇。研究⽣の昇格発表も⾏われ、⽯⿊友⽉、深井ねがい、⼤⾕悠妃、中野愛理、⻄満⾥奈、平⽥詩奈、の6名がチーム昇格。
続けて、10⽉5⽇の劇場デビュー10 周年を記念して、SKE48劇場で、「制服の芽」公演・「ラムネの飲み⽅」公演・「⼿をつなぎながら」公演のリバイバル公演を⾏うことがサプライズ発表された。
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