HKT48研究生、初公演は伝統ある『脳内パラダイス』初日

2018年11月26日に開催したHKT48「7周年記念特別公演」でのお披露目から約4か月。5期研究生が、2019年3月10日より初の劇場公演「脳内パラダイス」をスタート。

 

初日には、研究生全14名がステージに立った。今後は12人のメンバーで構成し上演。

 

「脳内パラダイス」公演は、AKB48チームKの3rdステージとして、2006年12月~2007年6月までAKB48劇場で行っていた公演でもあり、HKT48劇場でも2013年11月~2014年4月まで当時の研究生メンバーで上演してきた、HKT48メンバーにとっても、思い入れが強い演目。今回、約5年ぶりに5期研究生が本公演を行う。

 

本日の出演メンバーは告知を行わず、当日の発表。大きな歓声に迎えられながら、研究生全14名がステージに登場し、楽器を持ってパフォーマンスする「友よ」からスタート。

 

初のステージに緊張した面持ちのメンバーだったが、温かい声援の中、冒頭3曲を初々しく披露。MCでは、個性豊かなキャッチフレーズとともに自己紹介を行い、それぞれの意気込みを発表。

 

4月10日発売のHKT48の12枚目シングルの選抜メンバーに大抜擢された水上凜巳花は「今日来てくださった皆さんが楽しかったと言ってもらえる公演にしたい」と意気込み、キックボクシングが特技の石橋颯は「皆さんに顔と名前を覚えて帰ってもらえるように最高のパフォーマンスをしたいと思います!」と笑顔。

 

また緊張のあまり、村上和叶は<意気込み>を<生きがい>と言い間違え、市村愛里は自己紹介で自分の名前を言い忘れる初日らしいハプニングも。HKT48最年少・小学6年生の工藤陽香の「本日はお足元の悪い中、ご来場いただき、誠に…誠にありがとうございます!」と最年少らしからぬ挨拶には、大きな笑いが起こっていた。

 

続いてのブロックは、AKB48グループ初となったソロユニット曲で、大島優子が歌っていた「泣きながら微笑んで」を上島楓がしっとりと歌い上げスタートすると、激しい曲調の「MARIA」から、個性豊かなメンバーが揃った「くるくるぱー」まで様々なユニット曲を続けて披露。

 

「くるくるぱー」出演メンバーによる独特の空気感が流れるMCを挟んだ後は、クリスマスソングの「クリスマスがいっぱい」などを披露し、「片思いの卒業式」で本編を締めくくった。

 

盛大な声に迎えられたアンコールのステージには<下剋上>と背中に書かれたTシャツ姿のメンバーが登場。「転がる石になれ」では、歌詞にある「チームK」を「HKT」に変え、激しいパフォーマンスを披露。

 

最後に水上より「HKT48研究生14名、これからもっともっと力を込めて良い公演にしていきますので応援よろしくお願いします」と挨拶し、ラストの曲「草原の奇跡」を温かい雰囲気の中、全員で歌い上げ、研究生初の劇場公演は幕を閉じた。