新潟を拠点とするAKB48の姉妹グループNGT48 は、メンバーの誕生日を祝う生誕祭で贈られるバースデーケーキを、新潟市の専門学校「にいがた食育・保育専門学校えぷろん」の製菓技術科の先生と生徒に企画・製作していただく取り組みを始める。その第1回目が、2018年2月18日の「誇りの丘」公演で行われた荻野由佳の生誕祭にて行われた。
「生誕祭」とは、メンバーの誕生日を祝い、誕生日またはその前後にあたる公演日に劇場にて行われるイベント。公演の演目自体は通常の公演と一緒ですが、アンコール後にセレモニーが行われる。花束や花冠が用意され、ご両親や他のグループのメンバーの方たちからのお祝いの手紙が本人にはサプライズで披露される。その一環として、バースデーケーキも用意される。
生誕祭が、パティシエを目指す学生のみなさんとアイドルが刺激し合える機会になろうとしている。NGT48では現在募集されている第2期生オーディションを新潟市の移住プロモーションとコラボして行うなど、積極的に地域密着の活動を続けている。その活動の一環として、メンバーの誕生日を劇場公演内でお祝いする「生誕祭」のケーキを、新潟の専門学校に企画・製作してい取り組みを始めた。
製菓・調理・保育のプロを育てる「にいがた食育・保育専門学校えぷろん」の製菓技術科の先生と生徒が誕生日を迎えるメンバーの個性や趣味趣向などから自由に発想して、生誕祭をお祝いするケーキを一から作っていく。
NGT48がファンと一緒に行っている生誕祭に、製菓技術科のみなさんがいつもの授業とは違った実習として参加することで、パティシエに必要な豊かな発想やそれをカタチにする技術を磨いくきっかけになればという趣旨で、今回の企画がスタートすることになった。
ケーキは生誕祭でお披露目されるだけでなく、NGT48公式サイトの生誕祭レポートや、NGT48公式Twitter、公式Instagram、メンバーのSNSでも公開する。普段は授業内で限られた関係者しか目にする機会のない作品が不特定多数の方にも公開されることが、学生のみなさんの意欲向上につながることが期待されている。
「私の好きな色のオレンジを使っていただいた可愛いケーキで嬉しいです」
荻野は2月16日に19歳の誕生日を迎えたばかり。荻野が好きな色がオレンジということでイメージカラーをオレンジにしたケーキとなり、荻野も「可愛い!!」と感激しきりだった。
荻野由佳は、今回の専門学校生が作成したケーキについて、「私の好きな色のオレンジを使っていただいた可愛いケーキで嬉しいです。私とそう年齢が変わらない、未来のパティシエを目指す学生のみなさんが、私のことを考えて一生懸命にこのケーキを作って下さっている姿を想像すると、あらためて感動します。たくさんの方にお祝いをしていたたいた今日の日を忘れず、19歳の私もたくさんの方に夢や希望を与えられるように頑張っていきたいと思います。ありがとうございました」とコメントしていた。
荻野は2017年のAKB48選抜総選挙では速報で1位、最終的には5位にランクインしている。また荻野がセンターを務める「世界はどこまで青空なのか?」はAKB48のリクエストアワー(リクアワ)で1位を獲得している。