武田雛歩(たけやま3.5) 「配信開始でございます。supported by Q•B•B」愛媛・松山でファイナル公演

武田雛歩(たけやま3.5)が2023年7月8日(土)愛媛県・松山WsutioREDにて初の全国ツアー「配信開始でございます。supported by Q•B•B」のファイナル公演を行った。

 

本ツアーは、6月30日(金)大阪からスタートし、名古屋・東京・そしてデビューの地でもある愛媛県・松山WstudioREDにて初となる全国ツアーを実施。

 

観客からの期待感で溢れる中、シングル「ございます。」のジャケ写と同じ浴衣衣装で登場し、フロアは演奏前から大盛り上がり。「八月の幽霊」で幕を開けたステージは、「Daisy×Daisy」「排他的感情論」「Serenade」とたけやま3.5時代の名曲をアコースティックアレンジをした曲を演奏し、ソロシンガーとして成長した姿をファンの前で披露し、さらなる魅力が存分に伝わるパフォーマンスに観客を魅了。

 

MC中には2つのサプライズが。先月実施した愛媛県知事である中村知事との面談で愛媛県伊予観光大使に任命された話をしている最中、会場のモニターに中村知事からのサプライズ動画が放映。驚いているのも束の間、さらにサウンドプロデューサーの矢吹俊朗が東京から応援に駆けつけ、度重なるサプライズで歓喜に満ちたシーンがあった。無許可系YouTuberとしても著名な矢吹はカメラを回しながら、ツアーファイナルを労ったり、会場からの声援に答えるなどアットホームな雰囲気で会場を和やかなムードに創り上げた。

 

続けて、作詞作曲に所ジョージ、楽曲コーディネートに木梨憲武という豪華なメンバーを迎えた楽曲「ございます。」の編曲担当であり、複数作曲も担当している大平勉も登場。会場大盛り上がりの中、「ございます。」を披露。そして、初披露となった作詞作曲を所ジョージが担当している新曲「恋人になる 3 日前のお話し」も続けて披露し、会場のファンの心を射抜くパフォーマンスとなった。

 

先日配信リリースされたEP歩く」に収録されている「未来へ一歩」から「青空の向こうまで」、また初披露となった「たけやま3.5メドレー」でバンド時代のファンも唸り声を上げて歓喜に沸く中、本ライブ最後のサプライズとして、2023年11月5日(日)「たけやま3.5デビュー6周年ライブ」の開催も発表。

 

アップテンポの「Fight for my right」や「8969」と会場のボルテージが最高潮に達し、大平が再登場。EP にも収録されており大平が作曲担当している「輝くために」を演奏し、本編は終了。

 

アンコールの掛け声が続く会場に、再登場した武田雛歩がアンコールの一曲目に披露したのは叙情に溢れたギターイントロで始める井上陽水の「少年時代」をカバー。夏の雰囲気満載のアレンジと武田雛歩の清涼感溢れるボーカルで満たされる中、新曲「青い夏」を演奏。この楽曲は、少年マガジン(講談社刊)で連載されていた「ダイヤの A」のテーマソングコンテスト用に書き下ろした作品で、コンテスト結果は8月末に公開予定。アンコールの最後は「あの夏を越えて」を演奏。この曲はたけやま3.5のメンバー卒業ツアーでも最後に演奏された思い出の曲。新しいスタート切り、しっかりと成長したの姿をファンの皆様に見てもらいたいという思いから武田雛歩自らセットリストに入れた楽曲。