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SKE48荒井優希 さいたまスーパーアリーナでプロレス2戦目も惜敗「有観客のパワーはすごいな」

5月4日にプロレス・デビューした、名古屋・栄を拠点に活動するSKE48のメンバー 荒井優希が、さいたまスーパーアリーナ(SSA)で開催された「CyberFight Festival 2021」に参戦。乃蒼ヒカリ&瑞希&荒井優希 vs 伊藤麻希&上福ゆき&小橋マリカ の6人タッグマッチに臨んだ。

 

荒井は2013年、「第1回 AKB48グループ ドラフト会議」でSKE48 チームKIIに加入。2018年12月発売のSKE48 24thシングル『Stand by you』で、シングル表題曲選抜メンバーに選出される。2021年2月発売の27thシングル『恋落ちフラグ』収録のカップリング曲「あの頃のロッカー」では初のセンターを務めた。

また、SKE48で同じチームKII所属の青木詩織とのユニット「おしゆき」でTikTokクリエイターとしても活動。フォロワー数70万人以上、総いいね数1,000万以上の人気を博している。

 

デビュー戦は無観客の配信マッチとなりましたが、この日はしっかりと客席が埋まった会場での試合に。リングサイドの中継では、SKE48を4月に卒業した松井珠理奈が出演し、荒井は試合前の配信番組で、「じゅりちゃん(松井)に“Finally(かかと落とし)“を見せたい」と意気込んだ。

 

さいたまスーパーアリーナは、SKE48のコンサートや握手会などで何度か出演したことがある荒井。「なじみのある会場だし、デビュー戦の時より緊張は少ない」と話しており、上福ゆきにエルボー攻撃をしたり、宿敵・伊藤麻希にパンチを繰り出すなど、快調なスタートを見せた。

 

しかし、すぐに劣勢になり、小橋マリカにコーナーに追い詰められると、ヘッドロックやキックなど次々と攻撃を受けることに。3人に捕らわれ、伊藤が不敵な笑みを浮かべた間一髪のところで、乃蒼ヒカリと瑞希に救われた。先輩2人の華麗な技での応戦に力を取り戻し、得意技Finallyを伊藤に決めると、観客席からは惜しみない拍手が送られた。

 

2回目のFinallyはうまく決めることができず、最後はまたも伊藤から“伊藤パニッシュ(逆エビ固め)”をかけられ、ギブアップ。勝利をつかむことはできなかった。

 

試合後には、東京女子プロレス代表・甲田哲也氏より、次回17日の後楽園ホールでの試合について、「まだ本人にも伝えてなかったですが、今日の試合で成長が見られたので、初めてのシングル・マッチを組みたいと思っています」と、サプライズ発表が。

 

荒井は「えーっ?こんな感じ?」と驚きながらも、「苦しい時に助けてもらえないのが心配なんですが、今のままでは瞬殺でやられてしまうので、努力します」と、これからも精進を続けることを誓った。

 

【荒井優希 コメント】

瑞希さんとヒカリさんがすごく優しくサポートしてくださったり、いろんなことを教えてくださって、東京女子プロレスの環境がすごくいいことでホントに助かっている部分が大きいなと思います。

 

今回は初めての有観客(試合)で、会場の皆様の温かい拍手がすごく届いて、有観客のパワーはすごいなって感じました。応援のおかげですごく力がわいたんですが、勝利には届かなくて、まだまだだなという思いですが、まだ2回目ということでこれからも期待してくださると嬉しいです。

 

試合後に、近くで見ていた(松井)珠理奈さんから「エルボーは、こうやってやった方がいいよ」とか技の出し方など、以前「豆腐プロレス」のときに珠理奈さんが先生から教えてもらったことを、教えていただきました。次の試合では活かせるよう頑張ります!

 

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