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アジャコング、SKE48荒井優希に「豆腐プロレスとは違う」

荒井「今回も絶対負けないというつもりでぶつかりたいと思います」

SKE48の荒井優希が10月9日(土)、東京女子プロレス年間最大の祭典「WRESTLE PRINCESS II」大田区総合体育館大会でのタッグマッチで、アジャコング選手と初対戦。本日、東京・明治記念館にて出場選手の記者発表が開催された。

 

荒井は、アップアップガールズ(プロレス)の渡辺未詩選手とタッグを組み、アジャコング・宮本もか組とスペシャルタッグマッチで対戦する。「私が子供の頃から女子プロレスといえば、アジャさんというイメージで。そんなすごい方とまさかプロレスラーとしてリングの上で試合をさせていただくとは本当にびっくりなんですけど、こんな機会は滅多にないと思います。私はプロレスデビューからまだ5ヶ月くらいで経験も浅いんですけど、今まで教えていただいたこととか学んできたことをアジャさんにぶつけて、成長した姿を皆さんにお見せできるように頑張りたい。もかさんは何度も試合をさせていただいて、お互いに初勝利した相手で、意識するところも大きいので、今回も絶対負けないというつもりでぶつかりたいと思います」と意気込んだ。

 

パートナーの渡辺は「以前、アジャさんと闘わせていただいたときに、微塵もパワーが効かなくて、何もできなくて落ち込んだんですけど。そこから、さらにパワーアップして、この前(9・23新木場)、私の得意技であるジャイアントスイングで2人回すことに成功したので、これはアジャさん相手でも回せるんじゃないかっていう勢いで、アジャさんをジャイアントスイングで回したい。そして、この試合をきっかけに東京女子を見てもらえるような試合になればいいと思います」と話した。

 

対する宮本は「初めてアジャさんと組ませていただくということで、とても緊張しています。大田区という大きな会場で組ませていただくということで楽しみです。荒井さん、未詩さんのタッグとは何回か闘わせていただいてるんですけど。今回は心強いパートナーもいるので、勝ちたいと思います」と勝利を口にした。

©東京女子プロレス

 

アジャ「豆腐プロレスのグレゴリオ杏奈じゃなく、アジャコングとして闘う」

アジャは「前回、東京女子さんの(8月の)後楽園に荒井さんの代打として出させてもらって。荒井さんと大田区で対戦できるという、いいごほうびをいただき、ありがとうございます。建て替えられる前の(旧)大田区体育館ではいろんな死闘を繰り広げてきましたが、新しくなってからの試合は初めてなので楽しみです。東京女子さんは毎回毎回、この年になって、いろんな発見をさせていただける楽しい団体。今回おやすみエクスプレスがいないのが残念なんですけど。新しい何かが発見できればいいかなと思います」とコメント。

 

渡辺から「ジャイアントスイングで回したい」と言われたことについては、「ジャイアントスイングで2人回してるのは写真で見て、“すごいな”って思ったんですけど。残念ながら私は2人分じゃなく、3人分なんです。今までジャイアントスイングの使い手であるライオネス飛鳥選手も井上京子も私を回したことがない。未経験なんです。回していただけるなら回していただきたいと思いますけど。ある意味注目されてるカードに入れていただいてるのは楽しみですし、それがどういう結果で、どういう試合になるかは見てのお楽しみかと思います」と語った。

 

荒井に関して、アジャは「試合を拝見したことはないので。このカードが発表されてから、ネットとかで前にやった豆腐プロレスの絡みでいろんな期待値があるって。それはそれで素晴らしいものだったと思うんですけど。今回はお互いプロレスラーとして、ホームリングで、SKEの荒井さんではなく、東京女子の荒井選手と闘うということで。豆腐プロレスのグレゴリオ杏奈じゃなく、アジャコングとして闘うということで。豆腐プロレスとは違うのは当然だと思うし、荒井選手もその覚悟で来ると思うので。二足のわらじを履いてるなかで、私とプロのリングで対戦する初めての方なので、キャリア差とかいろんなこともあるかと思いますけど。見せ方ということでは彼女はいろんなものをもってると思うので、そこは負けたくない。プロレスラー・アジャコングとして、きちんと対峙したい。今までタレントさんとの試合とかさせていただいて、そことは全然違った意味の、ある意味、普通のプロレスです。そこが一番です」と述べた。

 

それに対して、荒井は「SKE48の子がプロレスをやってるという見られ方をすることが多くて。プロレスラーとして相手すると言っていただけて本当に嬉しいなと思います。プロレスラーとプロレスラーの闘いだと見ていただけるように、できる限りのことはやりたいし、圧倒的な差はあると思うんですが、気持ちでは絶対負けないように向かっていきたい」と力を込めた。

 

©東京女子プロレス